新婚さんいらっしゃい!:パラアスリートの恋を実らせた盲導犬 「これからは私が目になるから」と妻

9月17日放送の「新婚さんいらっしゃい!」の一場面=ABCテレビ提供
1 / 6
9月17日放送の「新婚さんいらっしゃい!」の一場面=ABCテレビ提供

 藤井隆さんと井上咲楽さんがMCを務める長寿バラエティー番組「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後0時55分)。9月17日の放送では東京都から40代の夫婦が登場する。夫はパラトライアスロン選手として活躍しているという。

ウナギノボリ

 2人は中学2年生のときにクラスメートとして出会った。勉強も運動もパッとしない地味めの男の子だった夫は、妻にとって恋愛対象ではなかった。一方、可愛くて成績もオール5だったという妻は、夫にとって初恋の人。遠くから眺めるだけでロクに話せない、高嶺の花だった。

 その後、夫は27歳で緑内障を発症し、現在勤めるMR(医薬情報担当者)会社ではパラアスリートとして雇用を受けた。

 36歳の時に、友人の新築祝いパーティーで2人は再会。歓喜する夫に対し、妻は「チョー久しぶりー」とローテンション。しかし夫が連れていた盲導犬・シュクレのかわいさに妻のテンションは爆上がりする。さらに、パラトライアスロンアジア王者という肩書きにもひかれ、妻の方から一気にアタック。初恋のマドンナから食事に誘われ、夫は「生きてて良かった~!」と感極まったという。

 その後のデートで話を聞くうちに、競技初心者からチャンピオンまで登り詰めた夫の努力家な姿に、妻はさらにひかれていく。夫から「自分は目が見えにくく、普通の人より劣るところがあるかもしれないけど、好きな気持ちは誰にも負けない!」という真摯(しんし)な告白から、2人の交際がスタートした。

 交際から4年たち、プロポーズは夫から。「目が見えにくい自分で、本当にいい?」と問う夫に、「これからは私が目になるから、何も問題ないよ」と妻が答え、ゴールインとなった。しかしいざ結婚生活が始まると、4歳の女の子であるシュクレと夫大好き妻がまさかの激突。嫉妬心と愛情がぶつかり合う、妻独特の不満が爆発する。

写真を見る全 6 枚

テレビ 最新記事