ポツンと一軒家:築150年、茅葺きの屋根の家を修繕しながら暮らす80代夫婦 「都会よりも静かで、何より空気が良いので大好き」

10月22日放送の「ポツンと一軒家」の一場面=ABCテレビ提供
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10月22日放送の「ポツンと一軒家」の一場面=ABCテレビ提供

 衛星写真を手掛かりに人里離れた一軒家を捜すバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。10月22日は、築150年の家の修繕をしながら暮らす80代夫婦が登場する。

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 15日放送の前回、山形県を捜索した際、案内をしてくれた男性から後日「もう一軒、別のポツンと一軒家がある」と情報提供が。捜索隊は改めて山形県へ。

 近くの集落で、当該一軒家について聞き込むと、県外就職をした後にUターン帰郷をした夫婦なのだという。案内役の男性の後に付いて、山道を行く捜索隊。落ち葉などが積もった悪路をタイヤを滑らせながらも慎重に進むと、大きな茅葺(かやぶ)き屋根の建物が見えてきた。大きく切りひらかれた棚田もあり、まるで昔話から飛び出してきたような景色が。

 築150年という家から姿を現したのは86歳の男性。「自宅は麓(ふもと)集落にあり、この茅葺き屋根の家には住んでいないんです」と明かす。実は先祖代々続く仏壇があり、仏壇を守るために老朽化の進んだ茅葺き屋根の修理と保全を続けているそうだ。「屋根の葺き替えをできる人がいないから、自分でするしかない」と、20年間、夫婦共同作業で修繕を続けてきたという。

 男性の妻(86)は「ここは都会よりも静かですし、何より空気が良いので大好きなんです」とにこやかに話す。都会では考えられない茅葺き屋根の修繕に時間を費やす夫婦。そこには、先祖代々続く家への思いがあった。

 スタジオゲストは、加藤貴子さんと乃木坂46の梅澤美波さん。

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