おっさんずラブ―リターンズ―:ストーリー、新ビジュアル公開 武蔵が家政夫に! 田中圭「春田がちょっとかき乱してしまってる笑」

2024年1月期の連続ドラマ「おっさんずラブ―リターンズ―」のビジュアル=テレビ朝日提供
1 / 1
2024年1月期の連続ドラマ「おっさんずラブ―リターンズ―」のビジュアル=テレビ朝日提供

 俳優の田中圭さん主演で2024年1月期に放送される「おっさんずラブ―リターンズ―」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分)のストーリー、新ビジュアルが公開された。

ウナギノボリ

 舞台は、2018年に放送された「おっさんずラブ」天空不動産編の5年後。38歳になった主人公・春田創一(はるた・そういち、田中さん)と、コロナ禍や遠距離を超えてシンガポール転勤から帰ってきた牧凌太(30、林遣都さん)との“夢の新婚生活”がスタートする。

 しかし、春田も牧も会社で責任のある仕事を任されるようになり、多忙な共働きで生活がままならず、家事の分担や掃除や皿洗いの仕方など、ささいなことでケンカになってしまう。そんな2人のもとにやってきたのは、早期退職して再就職を果たした、家政夫の“武蔵さん”こと黒澤武蔵(吉田鋼太郎さん)だった。

 プロフェッショナルな仕事ぶりで世界中からオファーが殺到している武蔵。かつての“はるたんラブ”はどこへやら、2人に対してもどこまでもビジネスライクな家政夫ぶりを貫くが、徐々に、牧に対して「ほこりが溜(た)まっている」「味噌汁が薄い」だの、なにかと妬みを述べ始める……。

 新ビジュアルは、雪山でソリにまたがってはしゃぐ春田、牧、武蔵の姿を収めており、「まっすぐな愛が降り積もる」とのコピーが添えられている。

 「おっさんずラブ」は、2016年に深夜の単発ドラマが話題となり、2018年に連ドラ化。口コミやSNSを通して人気が拡大し、タイトル「おっさんずラブ」は「2018ユーキャン新語・流行語大賞」のトップ10に選ばれた。その後、2019年には映画「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」が公開され、興行収入26億5000万円を超えるヒットを記録。同年10月期には、物語の舞台やキャラ設定を一新した「おっさんずラブ ―in the sky―」が放送された。

 新シーズンの制作にあたり、田中さんは「海外でもリメークされたり、自分たちも知らないところでも、世界中でどんどん愛されて輪が広がっていった作品なので、この規模になってまた戻ってくるっていうことに対するプレッシャーは正直あります。先日はタイでリメークが決定したとも聞いたので、『本家も負けてられないな』という気持ちです」と意気込んだ。

 新シーズンの見どころについて、「3話まで(台本を)読んでみて、今回は2人に板挟まれるというより、逆に春田がちょっとかき乱してしまっているところもあるんですよね(笑い)。5年たっても変わらずに残っているテイストに、前作からちょっと変わった関係性の面白さが加わると思います。あと、ステキだなと思ったのは、武蔵が前作とはまた違う立場でちゃんと暴れてくれること。また吉田鋼太郎にしかできない武蔵がいっぱい見られるのだなと思うと、すごく楽しみです。多くの人に楽しんでいただけるドラマだと思います」とアピールした。

テレビ 最新記事