バカリズム:ドラマ脚本は「コントの延長線上で」 「ブラッシュアップライフ」で脚本賞受賞

「東京ドラマアウォード2022」の授賞式に登壇したバカリズムさん
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「東京ドラマアウォード2022」の授賞式に登壇したバカリズムさん

 お笑い芸人のバカリズムさんが10月24日、東京都内で開催された「東京ドラマアウォード2023」の授賞式に登壇した。2023年1月期放送の「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系)で脚本賞を受賞したバカリズムさんは「自分のコントを20年以上作っていますので、その延長線上で書いている感覚です」と語った。

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 ドラマについては「人生を何回も繰り返すっていう設定があって、タイムリープものっていうのは途中からやり直すっていうパターンが多かったんですけど、生まれたところから毎回やり直さなきゃいけなくなったら結構面倒くさいなと。見る方も結構大変だし、これを成立させるのは逆に大変だなというところで、逆にやってみようと想像を膨らませました」と明かした。

 「ブラッシュアップライフ」は、作品賞「連続ドラマ部門」のグランプリ、バカリズムさんが脚本賞を受賞し、2冠を達成。33歳独身の近藤麻美(安藤サクラさん)がある日突然死んでしまい、産婦人科のベッドにタイムリープ。赤ちゃんから人生をやり直す“タイムリープヒューマンコメディー”だ。

 「東京ドラマアウォード」は、「世界に見せたい日本のドラマ」をコンセプトに、「作品の質」「市場性」「商業性」にスポットを当て、優れたテレビドラマを表彰する賞で、今年で16回目。

 主演男優賞にはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で小栗旬さん、主演女優賞には「silent」(フジテレビ系)で川口春奈さん、助演男優賞には「silent」で目黒蓮さん、助演女優賞には「silent」で夏帆さん、演出賞には「silent」で風間太樹監督がそれぞれ選出された。

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