全領域異常解決室
第7話 すべてお話します 物語はここから始まった
11月20日(水)放送分
趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第21回が10月30日に放送され、ヒロインのスズ子を演じる趣里さんの演技に、視聴者の注目が集まった。
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第21回では、両親の実家がある香川で、地元の有力者・治郎丸家の法事に出席したスズ子。そこでの親戚の様子を不審に思ったスズ子が叔母のタカ(西村亜矢子さん)を問い詰めると、実はスズ子が治郎丸家の子供で、亡き息子・菊三郎の娘だと告げられる。大きなショックを受けたスズ子は、実の母親であるキヌ(中越典子さん)の家を訪ねる。スズ子はキヌに「何でもいいから教えて」と頼む。
キヌはスズ子を妊娠中、治郎丸家を追い出され、実家からも勘当されてしまったと回顧。行く当てのないキヌに、出産のため里帰り中だったツヤ(水川あさみさん)が声を掛け、一緒に出産することに。出産後、ツヤはキヌに代わってスズ子を育てると申し出て、「毎年一度は連れて帰ってくる。その時は思いっきり抱いたって。あんたが育てられる思ったら、そん時はすぐにこの子を返す」と約束したことを打ち明けた。
キヌはツヤに感謝していると話し、スズ子に「あんたがツヤちゃんのとこで元気にしとる思うと、うちもなんとか頑張れた」「あんたを抱っこしたら、ほんまに生きる力が湧いたわ」などと話した。スズ子は「覚えてへんわ」「なんも知らん」と返すと、静かに涙を流した。
冒頭のタカを問い詰める場面以外で、趣里さんがせりふを発した回数は、わずか5回だけだった。スズ子の複雑な感情を表情だけで表現した趣里さんの演技を、視聴者が絶賛。SNSでは「趣里さんの静かで繊細な演技が素晴らしかった」「最小限のせりふと表情の変化だけで視聴者に心の動きを全て理解させる演技力、すごいな」「趣里さんの無言の演技が心に響いてくる回でした」「今日の回は今までで一番せりふが少なかったと思うけど、表情や仕草が行き所のない感情と言葉をあまりにも語っていて雄弁だった」といった声が上がっていた。
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