ゆりあ先生の赤い糸:第3話 夫の“彼氏”鈴鹿央士と“彼女”松岡茉優に3年めどに同居を提案 “便利屋”木戸大聖に刺しゅうを教えることに

連続ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」第3話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」第3話の一場面=テレビ朝日提供

 俳優の菅野美穂さんが主演を務める連続ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第3話が11月2日に放送される(日本シリーズ中継のため、放送時間変更、または休止になる場合あり)。

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 いまだ昏睡状態にあり、回復のめどが立たない夫・伊沢吾良(田中哲司さん)の“彼氏”箭内稟久(鈴鹿央士さん)と“彼女”小山田みちる(松岡茉優さん)に向かって、 「お二人のここからの3年間を、私に預けていただきたい」と3年を区切りに同居しながら自宅介護を手伝ってほしいと切り出した伊沢ゆりあ(菅野美穂さん)。

 みちるへの敵対心をあらわにする稟久は同居を断固拒否し、伊沢家への出入りを断念する。その直後、稟久から別れのキスを受けた吾良が突然目を開け、涙を流す。心が揺らいだ稟久は、同居については一旦保留にするも、引き続き介護のため伊沢家へ通うことにする。

 一方、経済的に困窮していたみちるは吾良の“隠し子(?)”の小山田まに(白山乃愛さん)と小山田みのん(田村海夏ちゃん)と共に、伊沢家で本格的な同居を開始する。

 ところが、ゆりあがわずかな希望を託して始めた“新しい生活”は、想像以上にさまざまな感情がもつれ合う。というのも、みちる親子との同居には義母の伊沢節子(三田佳子さん)も義妹・伊沢志生里(宮澤エマさん)も懐疑的。稟久とみちるの仲も相変わらず険悪で、一向に歩み寄る気配がなく……。

 そんな日々の中、ゆりあ自身の生活にも新たな変化が訪れる。自宅介護用の改装で世話になった若き便利屋で、ゆりあと同じ名前の幼い息子、伴優里亜(佐藤大空君)をワンオペで育てる子煩悩な父でもある伴優弥(木戸大聖さん)に、刺しゅうを教えることになる。優里亜とも対面し、心がほぐれるゆりあだったが、優弥がふと発したある言葉に、ゆりあの心はモヤモヤする……。

 原作は、今年の「第27回手塚治虫文化賞」で「マンガ大賞」を受賞した入江喜和さんの同名マンガ(講談社)。夫(田中哲司さん)が突然、意識不明の要介護状態となったゆりあ(菅野さん)のもとに、夫の恋人を名乗る美青年(鈴鹿央士さん)と、彼女を名乗る女性(松岡茉優さん)、その子供が現れ、同居生活が始まる。みんなで意識不明の夫を介護しながら、血のつながりを越えた“家族の絆”を作る、というストーリー。ドラマ「僕の生きる道」(2003年)などの「僕シリーズ」などで知られる橋部敦子さんが脚本を担当する。

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