THE TRUTH:松田翔太が企画、主演の架空ニュースショー MC役で「これは何だろう?という引っかかりの感覚」を伝えたい

松田翔太さんが企画・主演を務めるドラマ「THE TRUTH」のキービジュアル(C)「THE TRUTH」製作委員会
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松田翔太さんが企画・主演を務めるドラマ「THE TRUTH」のキービジュアル(C)「THE TRUTH」製作委員会

 俳優の松田翔太さんが、12月5日からテレビ東京系の「ドラマチューズ!」枠で放送がスタートする「THE TRUTH」(火曜深夜0時半)の企画を手がけ、主演を務めることが11月17日、分かった。

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 同番組は、松田さんが MC を務める架空のニュースショー「THE TRUTH」を舞台に、“毒とユーモア”で世の中の出来事を描いていく。松田さんは「形にするまでが一番大変でしたが、この実験はここからが勝負」と意気込んでいる。

 「THE TRUTH」は全4回放送される。ニュースショーらしく、ゲストとさまざまな討論を繰り広げるコーナーや料理コーナー、英会話コーナー、街頭インタビューなどの企画が登場する。松田さんが企画を立ち上げ、自らキャスティングにも動いた。

 総合演出・脚本はクリエーターの高崎卓馬さんが担当。高崎さんは、役所広司さんがカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞したヴィム・ヴェンダース監督作品「PERFECT DAYS」で共同脚本を務めた。

 ◇松田翔太さんのコメント全文

 高崎さんの書く言葉やせりふはいつも僕にすごく響いて引っかかるものがあって、 言葉にできない世界やある一定のセンスの話を理解してくれる高崎さんといつか一緒に作品を作りたいと思っていました。ここ数年高崎さんとはずっとお話しさせていただいていました。企画としては僕の中にある、こういう物を作りたいという情熱や言葉にできない吐き出したい何かや感覚を一回言ってみたらどうなるんだろうという実験をしてみたかったんです。

 思春期の頃に見たコマーシャル、映画、雑誌、アニメなどの中でも自分が共感できる何かがあるモノが僕はずっと好きで、それを今回の作品に落とし込んでいくという、すごく繊細な作業をチーム全員でできたんじゃないかなと思います。 高崎さんとの出会い、今回の参加者全員との奇跡が重なり合ってできたと思っています。 いろいろな感想はあると思いますが、僕たちはこれをやれた、ということにすごく重要性を感じています。形にするまでが一番大変でしたが、この実験はここからが勝負。

 キービジュアルにもある「ついてこれますか。おいていきますよ。」という言葉は視聴者の皆様に言っているのではなく、制作している僕らへの言葉だと思っています。僕の若い頃にあった、深夜番組や海外の作品などさまざまなセンスの良い作品で思春期のあの時にしかない時間「暇な」時間を過ごしてきました。その暇な時間が今では何ものにも変えられない時間となっています。

 新しい物を見た時、これは何だろう?という引っかかりがある、あの感覚を、視聴者の方にも感じていただけたらうれしいです。

 ◇高崎卓馬さんのコメント全文

 松田翔太さんとのセッションは刺激的だった。撮影の直前までああでもないこうでもないと話しながら、本番になると笑いをこらえて何度泣いたことか。これだけの技術と存在感のあるゲストが集まってやる気がでないはずがない。そういえば子どもの頃、深夜のテレビは猛烈に妖(あや)しかった。知性と好奇心がうごめいていて大人だった。その感じを思い出して「ザ・深夜番組」をつくりました。

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