人気グループ「NMB48」の山本望叶（みかな）さんが、2024年1月13日放送開始の連続ドラマ「アイドル失格」（BS松竹東急、土曜午後11時）で主演を務めることが11月20日、明らかになった。同グループの安部若菜さんが初めて執筆に挑んだ同名小説（KADOKAWA）が原作で、山本さんは「演技の経験は少ないですが、ずっと演技のお仕事がしたいと思っていました」と喜びを語った。

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　ドラマは、アイドルに恋愛感情を抱く「ガチ恋オタク」と、不動のセンターとして輝く「アイドル」という出会ってはいけない2人の恋と成長を描いた青春ストーリー。

　山本さんが演じるのは、人気アイドルグループ「テトラ」のセンターを務める高校2年、小野寺実々花（みみか）。グループの人気は順調に上がっているが、アイドルとしての毎日に漠然とした不安を抱えていた。熱心にイベントに訪れる大学生のケイタが自分にガチ恋であることはSNSなどを通して気付いており、好意を抱いてくれていることをうれしく思っている。ある日、実々花はケイタから言われた一言が心に刺さってしまった。ファンとアイドルの垣根を超えて、ケイタのバイト先へ向かってしまい……と展開する。

　山本さんは「若菜の書いた小説がドラマ化することもですし、そのドラマに自分も出演させていただけること、しかも主演ということで、聞いた後は5日間くらい夢見心地でした。演技の経験は少ないですが、ずっと演技のお仕事がしたいと思っていました。分からないことだらけで不安な気持ちもありますが、こうして悩むことも夢だったので、すごくワクワクしています！」と抱負を語った。

　原作者の安部さんは「まさか自分の書いた小説『アイドル失格』をドラマ化していただける日が来るなんて、本当にうれしいです！　作中のアイドルグループ「テトラ」の4人が歌い踊る姿や、ドキドキの恋愛の行方など、ドラマ版ならではの部分も楽しんでいただけたらと思います！」とコメントを寄せた。