海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第42回が11月28日に放送され、菊地凛子さん演じる茨田りつ子の言動に、視聴者が反応した。
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第42回では、警察から解放されたスズ子(趣里さん)は、三尺四方の中だけで自分の歌を表現するのは難しいと悩んでいた。警察署で自身の信念を貫く茨田りつ子(菊地凛子さん)の姿を目撃し、これから先自分はどうしていけばいいのだろうと、辛島部長(安井順平さん)に相談する。
そんな折、華やかな装いで街を歩いていたりつ子に、大日本国防婦人会の女性たちが詰め寄り、「そんな姿で前線の皇軍将兵の皆さんに顔向けできますか?」と苦言を呈する。りつ子は「これは私の戦闘服です。丸腰では戦えません。それは私に死ねって言うのとおんなじです」と返し、その場を立ち去った。
一方、再び公演に臨んだスズ子は、警察からの指示通り三尺四方の中で歌を披露しステージを終える。楽屋で辛島部長はスズ子や楽団員たちのパフォーマンスを称賛するが、不完全燃焼のまま終えたスズ子たちは肩を落としてしまう。
スズ子のステージを見ていたりつ子は、終演後に羽鳥(草なぎ剛さん)に呼ばれ、楽屋にやって来る。りつ子はスズ子に「あなた、どうしたの? ぼーっと突っ立って、カカシが歌ってるみたいだったわ」「今日のあなたはつまんないって言っているの」「つまんない歌を聞かされる客は気の毒ね。嫌ならとっとと辞めなさい」などと言い放つ。
スズ子は「嫌なわけないやん! そら、ワテかてもっと自由に、もっと楽しい歌いたいわ!」と反論するが、りつ子は「なら、そうすれば?」と返した。
歌手としての信念を貫くりつ子の姿に、SNSでは「やっぱり茨田さんかっこいいーー」「華美な服装をとがめられて『これは私の戦闘服、丸腰では戦えない』とあのご時世に言えるりつ子さん強すぎ……」「プロ歌手しての自覚、責任、プライド、迫力などを感じました」「「心のどこかでスズ子を時代を生き抜く同志だと思うから、気持ちを折るなって発破しにきたんでしょ」といった声が上がっていた。
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