ふれる。:「あの花」長井龍雪監督×岡田麿里×田中将賀再集結 オリジナル劇場版アニメが2024年秋公開 舞台は東京

オリジナル劇場版アニメ「ふれる。」のティザービジュアル(C)2024 FURERU PROJECT
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オリジナル劇場版アニメ「ふれる。」のティザービジュアル(C)2024 FURERU PROJECT

 人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(あの花)」「心が叫びたがってるんだ。(ここさけ)」などで知られる長井龍雪監督のオリジナル劇場版アニメ「ふれる。」が制作され、2024年秋に公開されることが分かった。「あの花」「ここさけ」や「空の青さを知る人よ(空青)」と同じく岡田麿里さんが脚本を手がけ、田中将賀さんがキャラクターデザインを担当し、クリエーターチーム「超平和バスターズ」が再集結する。CloverWorksが制作する。

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 三人の青年がハリネズミのような不思議な生き物が入ったバケツを運ぶ後ろ姿が描かれたティザービジュアルも公開された。特報もYouTubeで公開され、キャラクターの手のカットが映し出される中、「俺たちは知った 世界の秘密を、痛みを――」という意味深なコピーが流れた。

 長井監督は「『あの花』『ここさけ』『空青』秩父を舞台にした三部作が完結し、4年の月日がたちました。脚本の岡田さん、キャラクターデザインの田中さんと共にまた新たに物語を作りたいという思いがかない、きょうに至ります」とコメント。

 「あの花」「ここさけ」「空青」の舞台は秩父だったが、新作の舞台は東京になるといい、「言葉でうまくコミュニケーションできない少年が不思議な力を持つ生き物と出会い、それによりつながった三人のお話です。アニメーションで不思議な出来事が起こるのは幼少期や少年期が多いように思いますが、本作は不思議な生き物と共存し、そのまま大人になった青年たちの物語。通常だったら主人公になりえない人物にフォーカスしています」と説明した。

 「幼い頃と大人になってからの関係性の変化は誰しもが経験するもの。長く一緒にいるとつい相手を分かった気になり発言してしまったりもしますが、ちゃんと相手に直接気持ちを伝えてみよう、そんなふうに感じてもらえる作品になっていたらと思います。鋭意製作中ですが、皆様にお届けできる日を楽しみにしています」と話している。

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