津田健次郎：「グレイトギフト」で“一流の心臓外科医”役挑戦　冷徹な一面も「爽やかで明るい役よりは笑」

　声優、俳優として活躍する津田健次郎さんが、2024年1月18日から反町隆史さん主演で放送される連続ドラマ「グレイトギフト」（テレビ朝日系、木曜午後9時）に出演することが分かった。腕の良い一流の心臓外科医だが、権力志向が強く、目的のためには手段を選ばない冷徹な一面を併せ持つ郡司博光（ぐんじ・ひろみつ）を演じる。

ウナギノボリ

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　ドラマは、TBS系「グランメゾン東京」（2019年）や「マイファミリー」（2022年）、「ラストマン－全盲の捜査官－」（2023年）などを手掛けてきた脚本家・黒岩勉さんのオリジナル作。大学病院を舞台とした医療ミステリーで、うだつの上がらない病理医・藤巻達臣（ふじまき・たつおみ、反町さん）が、未知の殺人球菌「ギフト」を発見したことをきっかけに、権力争いに巻き込まれる姿を描く。

　津田さん演じるのは、藤巻の同期で、明鏡医科大学付属病院心臓外科の医師・郡司博光（ぐんじ・ひろみつ）。同病院のトップドクター白鳥稔（佐々木蔵之介さん）の腹心で、藤巻のことは下に見ている。腕の良い一流の心臓外科医で、重い心臓病を患った藤巻の妻・麻帆（明日海りおさん）の担当医となる。純粋に患者の命を救うために日々仕事をしているが、一方で権力志向が強く、目的のためには手段を選ばない冷徹な一面も併せ持つ。

　津田さんは「過去に何度もご一緒させていただいた脚本の黒岩勉さんと、よりガッツリご一緒できることが、うれしくてたまりません。医療モノはあまり触れてこなかったジャンルでもあるので、非常に楽しみです」とコメント。

　「これまで医者役は軽く触れた程度ですので、いざ演じるとなると、知識的にも全然足りていないことも事実。撮影までにそこを埋めつつ、せりふの中の専門用語に関しても普段から使い慣れているようなレベルで発せられるよう、しっかりフィットさせたいです」と意気込む。

　郡司については「優秀だけど、とても腹黒くて野心の強い外科医。出世のためなら何でもできちゃうような人なのですが、自分としては、爽やかで明るい役よりは全然演じやすいです」と笑いつつ「この役自体も、ある種のドラマをしっかり抱えています」と指摘。「重厚感のあるキャストさんがそろっていますし、非常に見応えのある作品になるのではないかと思いますので、ぜひ楽しみにお待ちください」とアピールした。

　佐々木蔵之介さん、尾上松也さん、坂東彌十郎さん、倉科カナさん、筒井道隆さん、明日海りおさん、小野花梨さん、盛山晋太郎さん、片山萌美さん、市川知宏さん、藤野涼子さん、濱正悟さん、中島瑠菜さんの出演も発表された。