林家木久扇:「かっこいいじゃないの。江戸っ子なんだから」妻の一言で「笑点」卒業 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した林家木久扇さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した林家木久扇さん=テレビ朝日提供

 86歳の落語家、林家木久扇さん(86)が、12月21日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。50年以上出演していた「笑点」の卒業を決意した理由を明かした。

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 1969年、32歳からレギュラーだったという木久扇さんは、8月に、来年3月で「笑点」卒業することを発表したが、落語家を引退するわけではないという。

 「(番組を)お辞めになる方はご病気とかでお辞めになる。でも私は元気なうちにすがすがしく卒業したいと思って。その姿を皆さんに見ていただきたいと思って。暗くなるのが嫌なんです」

 番組卒業を決意した一番のきっかけは、妻の武津子さんから「お父さん、もういいんじゃないの?」と言われたことだという。「『疲れたところを見せないうちに、辞めちゃった方がいいわよ。かっこいいじゃないの。江戸っ子なんだから』と言われて、『ああ、そうか』と」と明かした。

 そんな木久扇さんの元気の秘訣(ひけつ)は、朝ごはんの納豆だ。「納豆を丼に入れます。かつお節を山盛りにして、卵を割って、白身を入れて3、4分かき混ぜるんです。泡が立ってきて増えてくる。それを熱いごはんにかけまして。真ん中に穴をあけて、ぽとっと黄身だけを落として……」とこだわりの食べ方を明かした。

 番組では、孫と一緒に朝食を食べているときの写真も公開。「(孫は)お茶をいれてくれる。うまいんですよ。お茶のいれ方が。すごいおじいさんっぽい少年です」とうれしそうに話した。

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