ブギウギ:トミの「一番嫌いなんや」3連発が話題 視聴者「怖かったけど笑えた」「自分に厳しい生き方がわかる」

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第62回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第62回の一場面(C)NHK

 趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第62回が12月26日に放送された。同回では、ヒロイン・スズ子(趣里さん)の恋人・愛助(水上恒司さん)の母で、「村山興業」社長の村山トミ(小雪さん)のあるせりふに、視聴者の注目が集まった。

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 第62回では、結核が再発した愛助の看病を続けることになったスズ子は、日々愛助のために身を尽くしていた。そのおかげか愛助の病状は少しずつ快方へ向かう。しかし、看病を続けるスズ子は長らくステージから遠ざかっており、マネジャーがいなくなった楽団も全く活動ができない状況が続いていた。

 愛助はスズ子にステージに戻ってほしいと願っており、そのためにはかつて村山興業のやり手社員だった山下(近藤芳正さん)をスズ子のマネジャーにしたいと考えていた。そのためにはトミの許可が必要だが、愛助は結核で療養中。それでも大阪に出向いてトミを説得したいと言う愛助に代わって、村山興業東京支社長の坂口(黒田有さん)がトミを説得すると約束した。

 大阪本社を訪れた坂口は、東京支社の売り上げを報告するが、トミに「全くあかんがな」と厳しく叱責される。坂口は「東京はやっぱりタナケン、ハッパが強い。今はこの2人に客を取られてるんですわ」と説明するが、トミは「ワテは言い訳聞かされるんが一番嫌いなんや!」と一蹴。

 坂口は勇気を出して、トミに「ボンの気持ちをくんで、山下さんを福来スズ子のマネジャーに付けること、許してあげられまへんか?」と切り出す。トミは「あかん。やっと2人が切れたのに、引き合わすようなまねするアホがどこにおんねん」と却下。坂口が恐る恐る「ボンの世話係、実は福来スズ子だす」と打ち明けると、トミは「あんた、うそついてたんか。ワテはうそつかれんのが一番嫌いなんや!」と語気を強めた。

 坂口が結核患者の世話係を見つけるのは簡単ではないと話すと、トミは「ホンマ感心するわ。ようそんな屁理屈思いつくなぁ。ワテは屁理屈聞かされるんが一番嫌いなんや!」と一喝した。

 トミの「一番嫌いなんや」3連発に、SNSでは「一番嫌いなもん多すぎでっせ! と関西人につっこませない村山トミの迫力」「本当に一番嫌いなものはどれかはさておき、言い訳、うそ、屁理屈が嫌いというところに、トミの自分に厳しくここまでやってきた生き方というものがわかるね」「怒ったトミさんがめちゃ怖かったけど、一番嫌いなものがコロコロ変わってるのに笑えた」といった声が上がっていた。

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