沈黙の艦隊:実写ドラマ、メーキング映像&新場面写真公開 主演・プロデューサーの大沢たかお「全部やり尽くした」 撮影の舞台裏明かす

「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」の場面写真(C)2024 Amazon Content Services LLC OR ITS AFFILIATES.原作/かわぐちかいじ「沈黙の艦隊」(講談社「モーニング」所載)
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「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」の場面写真(C)2024 Amazon Content Services LLC OR ITS AFFILIATES.原作/かわぐちかいじ「沈黙の艦隊」(講談社「モーニング」所載)

 俳優の大沢たかおさんが主演とプロデューサーを務め、Amazonの動画配信サービス「Prime Video」で2月9日から世界独占配信されるAmazon Originalドラマ沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」(全8話)のメーキング映像が1日、公開された。大沢さんをはじめ玉木宏さん、水川あさみさん、中村倫也さんら出演者のほか、吉野耕平監督らのインタビューを通じて、リアルな潜水艦アクションなど撮影の舞台裏が明かされている。

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 併せて新たな場面写真とメーキング写真も公開された。原子力潜水艦の独立戦闘国家「やまと」の艦長、海江田(大沢さん)が敵からの攻撃に備えて構える緊張感あふれるカットや、潜水艦「たつなみ」がいままさに出港せんとする迫力あるシーンを本物の潜水艦で撮影したカットのほか、臨場感を出すため巨大な潜水艦セットをクレーンで吊り上げる様子が切り取られている。

 メーキング映像の中で、大沢さんは「挑戦とか初めてづくしでしたが、それぐらい我々がトライしないと、お客さんが喜んでくれない時代ですから。現場は大変でしたが、その時に自分たちのできることは、全部やり尽くしたと思います」と強調した。

 「やまと」を追う潜水艦「たつなみ」の艦長、深町洋を演じる玉木さんは「主演として、プロデューサーとして、大沢さんのこの作品に対する気持ちの大きさをひしひしと感じました」と撮影中のエピソードを披露。メーキング映像には、潜水艦内でのリアルな動きを表現するために、動線やヘッドホンの使い方などについて海上自衛隊の潜水艦乗組員に所作指導を受ける大沢さんの姿も映し出されている。

 第1、2、7、8話を担当する吉野監督は「たくさんの面白さが詰まった人気原作を実写化すること、またこのようなテーマを今の時代に提示することは作り手として覚悟がいりました」と語り、リアリティーを追求する撮影方法にこだわったことを力説した。

 特に、海上自衛隊の潜水艦乗組員が驚くほど精密に作られた巨大な撮影セットについては、大沢さんも「このセットには美術チームのみんなの研究と思いがこもっているんです。そもそも原子力潜水艦の情報は外に出ていないので分からないんです。それをいろいろなところから調べて、形にしてくれたことに、ものすごく感謝しています」とコメント。

 「たつなみ」の副長を務める速水貴子を演じる水川さんは「セットが持ち上がるのを初めて見ました。アトラクションのようで私は喜んで楽しんでいました(笑い)」と語っている。

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