ブギウギ:“タイ子ちゃん”藤間爽子の演技を視聴者称賛「圧倒された」 「若き日の田中裕子そっくり」の声も

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第95回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第95回の一場面(C)NHK

 趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第95回が2月15日に放送され、スズ子(趣里さん)の幼なじみ・タイ子(藤間爽子さん)を演じる藤間爽子さんの演技に注目が集まった。

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 第94回(2月14日放送)では、スズ子が出会った靴磨きの少年・達彦(蒼昴さん)が実はタイ子の息子であったことから、2人は久しぶりの再会を果たす。しかし、タイ子は病床に伏しており、再会を喜ぶスズ子に「スターさんには関係あらへん。施しを受ける義理はありません」と言い放ち、家から追い出した。

 第95回では、達彦に会いに行ったスズ子は、靴を磨いてもらいながらタイ子との思い出話をし、達彦からは、タイ子の近況やこれまでのいきさつを聞く。タイ子は夫が戦死し、親戚も亡くなり、病で寝たきりになってしまった今も、誰も助けてくれない状況なのだという。

 なんとかタイ子の力になりたいと考えたスズ子は、おミネに相談。すると、おミネの子分でハイヒールを商売道具とする“パンパンガール”たちが靴磨きに列を連ね、達彦は過去最高の売り上げを手にすることになった。

 帰宅した達彦が売上金を見せると、タイ子は「どこかから盗んできたんじゃ……」と疑念を抱く。そこにスズ子が現れ、「これはホンマにこの子が稼いだお金や。ワテはお客さんを紹介しただけや」とフォローする。タイ子は「手助けやなんてやめて。他人のあんたには関係ない」と突き放すが、スズ子は「ほなら思い出さしたる」と言い、幼少期からの2人の思い出を語り始める。

 「やめて!」と涙を流すタイ子をスズ子が抱きしめると、タイ子は「何やの、あんた……。ホンマ、ホンマひどいわ……。そんなん言うたらますますみじめやわ。ウチ、もうボロボロや……」と自身のつらい境遇を語り、「こんな不幸のどん底にいてんのに、聞こえてくんねん。どこにいたかてあんたの『ブギウギ』いう歌が。地べたはいつくばって、なんとか生きてんのに、夢かなえたスズちゃんとウチとでは天と地や」と号泣するのだった。

 藤間さんの演技に、SNSでは「引き込まれた」「やっぱりめちゃめちゃうまいな」「葛藤の演技に涙」「胸に迫る名演だった」「圧倒された」など、称賛の声が続出。

 そのほか、「田中裕子に顔も雰囲気も似てる」「若き日の田中裕子さんにそっくり」「藤間爽子氏とおしんの時の田中裕子氏が激似過ぎて、ファンになる」など、田中裕子さんに似ているという声も上がっていた。

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