ブギウギ1週間:第20週「ワテかて必死や」 夜の女たちのリーダー“おミネ”登場「格好いい」 タイ子との涙の和解に「涙腺崩壊」の声

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第20週の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第20週の一場面 (C)NHK

 趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第20週「ワテかて必死や」(第92~96回)が2月12~16日に放送された。同週の放送をSNSで盛り上がったコメントなどで振り返る。

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 「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター、笠置シヅ子(1914~85年)が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。

 ◇第92回 有楽町の夜の女たちのリーダー“おミネ”田中麗奈の演技に「迫力ありすぎー!」

 第92回は、昭和23(1948)年、羽鳥善一(草なぎ剛さん)が、スズ子(趣里さん)に送った「東京ブギウギ」は、明るいブギのリズムが人々の心をつかみ、空前の大ヒットとなる。だが、羽鳥は忙しくなかなか新曲に取りかかることができないでいた。そんなある日、スズ子は芸能記者・鮫島(みのすけさん)の取材を受ける。この記事がきっかけでスズ子は大変なことに巻き込まれてしまう。

 同回のラストで有楽町の夜の女たち“パンパンガール”のリーダー、ラクチョウのおミネ(田中麗奈さん)が、雑誌を見たとスズ子(趣里さん)の楽屋に乗り込んできた。

 おミネを演じる田中さんの演技に、SNSでは「別人みたい」「ヤサグレた演技もできるのね! 迫力ありすぎー!」「あんな枯れたドスの効いた声出せるんだ……格好いいな」「演技の振り幅が大きくて大好き」など、称賛の声が上がった。

 ◇第93回 “秋山”伊原六花がスズ子宅へ “リリー”清水くるみの結婚相手に「らんまん」万太郎を連想する声も

 第93回は、梅丸少女歌劇団(USK)時代の後輩・秋山(伊原六花さん)がスズ子の家を訪ねてきた。秋山は、スズ子の娘・愛子と初対面し、「可愛いわあ」と誕生を喜ぶ。秋山は、スズ子の同期だったリリー白河(清水くるみさん)が酒造会社の御曹司と結婚し、USKを退団したことを報告した。

 秋山の再登場に、SNSでは「相変わらずいいキャラ」「なごむ」「リリーのものまねする秋山の破壊力」といった声が上がった。

 リリーの結婚については、「さすがだわ」「玉の輿(こし)おめでとう」といった声のほか、「酒造会社の御曹司と聞いて万太郎を思い出すのよ」「その酒造会社の御曹司大丈夫? 植物学者にならない?」など、前作の朝ドラ「らんまん」の主人公・槙野万太郎(神木隆之介さん)を連想するというコメントもあった。

 ◇第94回 パンパンガールの住処へ乗り込むスズ子 おミネの“片膝立て”ポーズに「惜しみない生足!!」「ドキッとした」

 第94回は、芸能雑誌の取材記事の内容について、おミネに誤解されてしまったスズ子は、なんとか誤解を解こうと、単身で有楽町のガード下へ出向く。“パンパンガール”の住処(すみか)でおミネらと対峙(たいじ)した際、部屋の奥に座っていたおミネは、片膝を立てて爪の手入れをしながら、視線を合わせることなく、スズ子の話を聞いていた。

 この場面の、スカートから生足を出したおミネの大胆ポーズに、視聴者の目はくぎ付けに。SNSでは「立て膝が粋」「惜しみない生足!!」「シリアスシーンなのにおミネさんの脚線美に目が行ってしまったわ……」「おみ足にドキッとした」といった声が上がった。

 ◇第95回 タイ子の号泣に「胸に迫る名演だった」「圧倒された」 「若き日の田中裕子さんにそっくり」の声も

 第95回は、タイ子の家を再び訪れたスズ子は、幼少期からの2人の思い出を語り始める。「やめて!」と涙を流すタイ子をスズ子が抱きしめると、タイ子は「何やの、あんた……。ホンマ、ホンマひどいわ……。そんなん言うたらますますみじめやわ。ウチ、もうボロボロや……」と自身のつらい境遇を語り、「こんな不幸のどん底にいてんのに、聞こえてくんねん。どこにいたかてあんたの『ブギウギ』いう歌が。地べたはいつくばって、なんとか生きてんのに、夢かなえたスズちゃんとウチとでは天と地や」と号泣した。

 藤間さんの演技に、SNSでは「引き込まれた」「葛藤の演技に涙」「胸に迫る名演だった」「圧倒された」など称賛の声が続々と上がった。また、「田中裕子に顔も雰囲気も似てる」「若き日の田中裕子さんにそっくり」「藤間爽子氏とおしんの時の田中裕子氏が激似過ぎて」などの声もあった。

 ◇第96回 新境地となる新曲「ジャングル・ブギー」を披露「圧巻のステージだった!」

 第96回は、タイ子が「なんでこうも違てしもたんやろ……ホンマにみじめで恥ずかしい……」と嘆くと、スズ子は「恥ずかしない!」と声を掛け、達彦を優しい息子に育てて立派だと褒めた。スズ子は、達彦のためにも病気を早く治すべきだとタイ子を諭し、「ワテが歌手になったんもタイ子ちゃんのおかげなんや。ワテに義理返させてえな」と訴えた。

 タイ子は「相変わらずおせっかいやな。子供の頃から何も変わらへん」と言いつつ、医者の診察を受けることを約束。「おおきに、達彦。おおきに、スズちゃん」と感謝を述べ、号泣しながらスズ子と抱き合い、和解した。このシーンに「涙腺崩壊」「2人のやりとりにずっと涙が止まらなかった」「幼なじみっていいですね」などの声が上がった。

 そのあと、スズ子の新境地となる新曲「ジャングル・ブギー」をステージで披露する場面があり、SNSでは「強烈」「カッコよすぎる」「圧巻のステージだった!」などと称賛の声が寄せられた。

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