おむすび:菅田将暉弟・菅生新樹、eggモデルみりちゃむら初の朝ドラ オーディションで選出 “高校生&ギャル軍団”キャスト発表

2024年度後期のNHK連続テレビ小説「おむすび」に出演する菅生新樹さん
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2024年度後期のNHK連続テレビ小説「おむすび」に出演する菅生新樹さん

 俳優の橋本環奈さん主演の2024年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」の新たなキャストが発表され、菅田将暉さんの弟の菅生新樹さん、ギャル雑誌「egg」の専属モデルを務めるみりちゃむさんが朝ドラに初出演することが分かった。今回発表されたのは、主人公と共に青春をおう歌する“高校生&ギャル軍団”で、佐野勇斗さん、松本怜生さん、中村守里さん、谷藤海咲さん、岡本夏美さん、田村芽実さんの出演も明らかになった。佐野さん、松本さん以外はオーディションによって選出された。

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 福岡西高校に野球留学中の高校球児で「福西のヨン様」と呼ばれる四ツ木翔也役の佐野さんは、「すごく豪華なキャスト、スタッフの皆さんと、一年をかけて素晴らしい作品に携われることが楽しみで仕方ありません」とコメント。

 ヒロイン・結(橋本さん)の幼なじみ・古賀陽太役の菅生さんは「約1年間にも渡る長期の撮影は初めてなので、自分が役と共にどういう感情になっていくのか楽しみながら、陽太としてしっかり生きていきたいと思います!」と意気込みを語った。

 結の姉・歩(仲里依紗さん)が結成した「博多ギャル連合」(略してハギャレン)の、現在の総代表・真島瑠梨(ルーリー)役のみりちゃむさんは、「私たち令和ギャルが憧れていた平成ギャルを演じさせてもらえることが、とてもうれしいです。母親が元ギャルでコギャル世代だったため、母親に聞きながら役づくりをしています(笑い)」と明かした。

 そのほか、結の書道部の先輩・風見亮介を松本さん、結のクラスメイトの宮崎恵美を中村さん、博多ギャル連合メンバーの佐藤珠子(タマッチ)を谷藤さん、田中鈴音(スズリン)を岡本さん、柚木理沙(リサポン)を田村さんが演じる。田村さん以外は朝ドラ初出演。

 制作統括の宇佐川隆史さんは「朝ドラでオーディションと言えば、主人公1人を決める『ヒロインオーディション』が有名ですが、今回は“俳優の登竜門”という伝統はそのままに、『最高の若手を(人数関係なく)発掘したい!』と思い、従来にも負けない規模でオーディションを行いました。その結果、男性・女性合わせて2255件ものご応募をいただきました」と説明。

 「有名無名は一切関係なし。5カ月間かけ、“リアルガチ状態”で選んだキャストが、まずは6名(みりちゃむさん、谷藤海咲さん、岡本夏美さん、田村芽実さん、中村守里さん、菅生新樹さん)。そして『この役は、ぜひこの方に』とオファーさせていただいた、佐野勇斗さん、松本怜生さんを含め、総勢8名の若手出演者がそろいました。自信をもって言えるのは、一人一人が、全く違う方向の輝きと魅力に満ちているということ。主人公の橋本環奈さんと、どんな化学反応を起こすのか――“燃え尽きるほどヒート”する高校時代編、どうぞお楽しみに!」と呼びかけた。

 「おむすび」は、NHK連続テレビ小説の第111作。元号が「平成」に変わった翌日に生まれたヒロイン・米田結(よねだ・ゆい)が、福岡でギャルとして育ったあと、あるきっかけから関西で管理栄養士を目指す……という“平成青春グラフィティー”。NHKのドラマ「正直不動産」などで知られる脚本家・根本ノンジさんのオリジナル作品となる。

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