桑江知子:デビュー曲「私のハートはストップモーション」大ヒットに感謝 故・葛城ユキさんへの思いも 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した桑江知子さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した桑江知子さん=テレビ朝日提供

 歌手の桑江知子さん(64)が、3月8日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。19歳の時に「私のハートはストップモーション」でデビューした桑江さんが、当時のエピソードや、歌手生活45年を迎えた現在の思いを語った。

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  沖縄県生まれ、福岡県育ちの桑江さん。子供の頃から歌が好きで歌手に憧れ、高校卒業3日後に上京した。家族は歌手の夢を応援してくれたが、「父は『頑張ってね』と送り出してくれたわりには、ものすごく寂しかったみたいで。私が旅立った日は、応接間に鍵を掛けてお酒を持って、一晩中出てこなかったみたいです」と明かした。

 デビュー曲「私のハートはストップモーション」に最初は違和感があったという桑江さん。「私、バラードが好きで、オーディションに受かって東京でレッスンしましょう、ということで出てきたんです。そのときに歌った歌もバラードで、デビュー曲もそういった曲が来るんじゃないかなと思っていたら、軽快な歌だったので、『あれ?』ってちょっと違和感がありましたが、おかげさまで大ヒットした」と話す。

 このデビュー曲が今も好きだといい、「ライブでお客様が一緒に口ずさんでくれたり、かけ声もかけてくださり、それが本当にうれしくて。ヒット曲のありがたさが身に染みます」と感謝した。

 現在は、歌手仲間と全国を飛び回っている。「昭和のヒット曲を持つ歌手の先輩方と一緒に回らせていただいてもう10年近く……」と明かし、おりも政夫さん、ロザンナさん、保科有里さん、「狩人」の高道さん、伊藤咲子さんと一緒に撮影した写真を公開した。

 2022年に亡くなった葛城ユキさんとは楽屋がよく一緒だったといい、妹のように可愛がってもらった。「(葛城さんは)楽屋ではよく、お重箱に、おでんやら、煮物やら、ちらしずしとかいっぱい作って持ってきてくれて、みんなに食べさせてくれました。ステージではすごくパワフルでロックを歌っているんですけど、楽屋ではものすごくチャーミングな方だった」と故人をしのび、「ユキさんの遺志をついで歌を大事に歌っていきたい」と力を込めた。

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