俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」（総合、日曜午後8時ほか）の第10回「月夜の陰謀」が、3月10日に放送される。兼家（段田安則さん）は、道長（柄本佑さん）たち一族を巻き込んで、秘密裏に花山天皇（本郷奏多さん）を退位させ、孫の懐仁親王（高木波瑠君）を擁立する計画を進め始める。

あなたにオススメ

2027年大河ドラマ主人公・小栗忠順とは？　近代日本に欠かせない人物

　その頃、まひろ（吉高さん）は、家に帰ってこない為時（岸谷五朗さん）を案じ、妾（めかけ）の家を訪ねてみる。そこには身寄りもなく最期を迎えようとしている妾の看病をする為時の姿があった。

　帰宅したまひろのもとに道長からの恋文が届く。まひろは道長への文をしたため始めるが……。

　予告には、まひろが道長に「死ぬまで見つめ続けます」と誓う姿などが収められている。

　「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部（まひろ）が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。