今夜の光る君へ：第12回「思いの果て」　道長に“二つの縁談”　倫子「生涯、猫しか愛でませぬ」、明子は…？

　俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」（総合、日曜午後8時ほか）の第12回「思いの果て」が、3月24日に放送される。まひろ（吉高さん）と決別した道長（柄本佑さん）は、かねてから持ち上がっていた倫子（黒木華さん）との縁談を進めるよう兼家（段田安則さん）に話す。

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　一方、道長の妾（しょう）になることを断ったまひろ。為時（岸谷五朗さん）が官職に復帰する目途もなく、宣孝（佐々木蔵之介さん）は、生計を立てるためにまひろの婿を探しを提案する。やがて道長の姉・詮子（吉田羊さん）は、藤原家との因縁が深い明子（瀧内公美さん）と道長の縁談を進めようと図るが……。

　予告には、倫子が「私は生涯、猫しか愛でませぬ」と話す様子や、明子が「道長の妻となれば」と口にする姿が収められている。

　「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部（まひろ）が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。