想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」(中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時)。4月2日の放送は、福岡市のラーメン店を紹介する。
ウナギノボリ
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豚骨スープの発祥地と言われる久留米ラーメンに分類される同店。「ハリガネ」「粉落とし」「バリカタ」など、早ゆでで、硬めの麺が主流の博多にあって、しっかりゆでた柔らか麺「ずんだれ」を特徴としている。
「伸びた麺じゃないんで食べてみてください、「麺はゆでるものだと思います」、「ずんだれは僕の自慢」と、矢継ぎ早に繰り出される店主の熱いトークに説得され、初めて来店したお客さんのほとんどが「ずんだれ」を注文する。
ノーマルな「ラーメン」(800円)は、元だれとラード、濃厚豚骨スープを合わせたものに、天気、湿度、温度を確認しながら2分20~2分40秒ほどゆでた「ずんだれ」の麺に、自家製チャーシュー、細切りメンマ、国産のネギをトッピング。自家製のワンタン、玉子、チャーシュー、メンマ、ネギなどをトッピングした「魁龍全部のせラーメン」(1080円)も人気だ。
さらに、店主が「デザートです」と紹介する「まかない油そば」(220円)は、元だれとラード、ねぎのみの濃厚な味と、半玉が標準の裏メニューで、ファンが多い。普段は「カタメ」を注文するお客さんは「ふつう」「カタメ」「ずんだれ」を味わった結果、「ずんだれっす。柔らかさの革命が起きました」と絶賛する。
カタメン文化の地である博多で創業して32年。店主のこだわりは細部にわたる。スープは豚の頭だけで取り、古い骨と新しい骨を混ぜ合わせながら32年間、炊き続けている。チャーシューも、肩ロースの中でも部位の違う2種類をトッピング。店主が「魂入れてるから」と語るラーメン哲学に迫る。
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