井上順:77歳、新たな趣味はフィンガーペイント 「絵心がない私でも描けるじゃないか」 個展開催も視野に 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した井上順さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した井上順さん=テレビ朝日提供

 俳優の井上順さん(77)が、3月26日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。22年ぶりに再会した異母妹についてや、新たな趣味であるフィンガーペイントについて語った。

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 幼い頃に両親が離婚。父親が再婚し生まれた異母妹の明子さんと22年ぶりに再会し、「名前の通りすごい明るい子で、うれしいです。というのは、僕は兄貴も姉さんも早く亡くしているので、兄弟と一緒に遊ぶという時間がなかった。親父(おやじ)が元気だったころ、『何かあったとき明子頼むね』と言われていました」と語り、父が亡くなった際に、明子さんと再会したという。

 明子さんとは現在、月に1度ほどの頻度で会っているといい、「(明子さんの存在は)新しく授かった最大級の贈り物。うれしいです。思う人がまた一人増えたというのがたまりませんね」と話した。

 井上さんの新しい趣味は、指に絵の具をつけて絵を描く“フィンガーペイント”。番組では、マスカット、風船、カブトムシなどを描いた井上さんの作品を披露。井上さんがフィンガーペイントを楽しむ模様もVTRで公開された。

 「コロナ禍で家にいないといけない、というときに、いただいたフィンガーペイントの絵の具があったんですよ。最初に書いたのがマスカットだった。絵心がない私でも描けるじゃないか、と始まっちゃったのが癖になった」

 細かい部分は、筆ではなく楊枝で描いている。井上さんの作品には必ず“スマイルマーク”が描かれており、「新しい趣味を見つけたんでね、時間があるときにいろいろなタイプのフィンガーペイントを描いて。個展ができたらとひそかに考えています」と告白。「遊び心を持ちながら、みんなが1枚ずつ見て笑ってくれたらうれしいなと。無理のないような感じで、楽しんでいきたい」と話していた。

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