海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
阿部サダヲさん主演、宮藤官九郎さん脚本の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系、金曜午後10時)の最終話が3月29日に放送された。本編最後に映し出されたテロップについて、SNSで話題になった。
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最終話「アップデートしなきゃダメですか?」では、タイムマシンバスが運行できるのも残り1往復に。小川市郎(阿部さん)は、最後のタイムスリップの「使い道」は、落ち込んでいる犬島渚(仲里依紗さん)のため、と決める。市郎と渚はバスに乗り込み、「昭和」へ向かう。
終盤、喫茶店「すきゃんだる」で、市郎が娘の純子(河合優実さん)について、「おとなしかったのは受験のときだけだよ。また大学ってのは金かかるんだね。働いて学費払っても、どこぞの男とチョメチョメしちゃうんだぜ」と愚痴を言っていると、物音が聞こえてくる。
物音がするトイレへ市郎が向かうと、壁をくり抜いた穴の中から年を取った井上(小野武彦さん)が出てくる展開に。驚く市郎に向かって「先生~! 井上です。教え子の井上昌和。やっと通じた。やっと会えた」と井上は笑顔を見せた。
「2054年から来ました。タイムトンネルをね、発見したんです。佐高くんがお金を出してくれまして。研究に研究を重ね。バスと違って好きな時代に行けるんです!」と胸を張り「さあ、好きな時代に行きましょう!」と市郎に呼びかける。
「いやいやいやいや……」と戸惑いつつも、市郎が穴の中へ入ろうとするところで「この作品は不適切なセリフが多く含まれますが、時代による言語表現や文化・風俗の変遷を描く本ドラマの特性に鑑み、2024年当時の表現をあえて使用して放送しました」といったテロップが映し出され、終了した。
SNSでは「最後のテロップ、粋な演出だったね」「最後のテロップまでクドカンらしさが盛り込まれててすごい」「最後のテロップも最高だったなぁ。続編作って欲しい」「スペシャルか続編もありそうな終わり方だったよね。タイムトンネルで別の時代に行くの見たいな」「最後のテロップまですごいなー。笑いに感動、時には考えさせられる描写もあって毎週楽しめました。30年後にまた見たい笑」と盛り上がりを見せていた。
ドラマは、スパルタ指導で子供に接する中学体育教師で、野球部顧問の市郎が、1986年から2024年へタイムスリップ。法令順守に縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていく。
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