北大路欣也:10代の頃、東野英治郎から「お前は甘い、しっかり地に足をつけろ」と叱咤 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した北大路欣也さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した北大路欣也さん=テレビ朝日提供

 俳優の北大路欣也さん(81)が、4月25日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。昭和31年の映画デビュー以来、俳優人生68年となる北大路さんが、10代の頃に東野英治郎さんから叱咤(しった)されたエピソードを語った。

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 18歳の頃、主演映画「源九郎義経」の撮影に臨んでいた北大路さん。「すばらしいスタッフの皆さんに『完璧』と言うぐらいフォローしてもらって、そこに僕は主役としていたんです」と振り返る。

 映画には東野さんも出演しており、撮影現場で共に時間を過ごした。

 「そこで僕は甘えた顔をしていたんじゃないでしょうかね。突然(東野さんに)セットの隅に呼ばれて『お前は甘い』と言われたんです。『しっかり地に足をつけろ、そんなことでこれからどうするんだ』とものすごい気合いを入れられた」

 突然のことで「びっくりした」という北大路さん。普段は優しい東野さんだが「(このときは)怖かった。非常に整ったスタジオの中で、スタッフの皆さんに僕は甘えていたんじゃないですかね。それがどこかで感じられて、『これは活を入れなきゃダメだ』と思われたと思う」と話す。

 この出来事がきっかけとなり、ハッとしたという北大路さん。「逆にもっと言ってもらえるなら言ってもらいたいという雰囲気でした。本当に感謝しています」と口を結んだ。

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