虎に翼:“一握りの男”花岡、寅子にプロポーズせず! 最後に株上昇? 「切ない恋の終わりだ」

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第32回の一場面(C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「虎に翼」第32回の一場面(C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第32回が、5月14日に放送され、花岡(岩田剛典さん)が佐賀に赴任することとなり、寅子(伊藤さん)と別れの握手を交わした。

ウナギノボリ

 第32回では、司法修習後の試験に合格した花岡が、どうしても早く伝えたいと寅子に電話をしてくる。2人で食事に行くことになるが、寅子は着飾る様子もなく、花江(森田望智さん)は「トラちゃんって、本当殿方のことが分かってないのね。ささいなことにお気付きになりそうな、気の利いた殿方なんてほんの一握りなんだから」と告げた。

 花江からのアドバイスを受けた寅子は、華やかなワンピース姿でレストランへ。寅子の姿を見た花岡は、「その服とてもよく似合ってるよ」と褒め、ナレーションも「出た、一握りの男!」と、すかさずツッコミを入れる。

 寅子は「きょうはここでの初めての食事が花岡さんとで、とってもうれしいの」と言うと、花岡は「ずるいよな猪爪は……。そういうことをさらっと言ってのけるから」とつぶやき、佐賀地裁に赴任することになったことを報告した。

 食事を終え、寅子が事務所に戻ってから帰ると告げると、2人の間に沈黙が流れる。寅子が「じゃあ、気を付けてね。お互い頑張りましょうね」と言葉を振り絞り、手を差し出した。

 花岡はそっと握手をして、「ありがとな。猪爪」と言い、その場を後にした。

 X(旧ツイッター)では“一握りの男”がトレンド入りするなど話題となり、「最後の最後にプロポーズをあきらめてスッと身を引いた花岡の株が上がった」「これは切ない恋の終わりだ」「クールに去る一握りの男、花岡に幸あれ」「一握りの男であるが故に何も言えず終わってしまった花岡くんよ……」といった感想が書き込まれていた。

テレビ 最新記事

MAiDiGiTV 動画