木村昴:ジャイアン声優がドラマ初主演 ピュアな小説家“スネオ”に 7月期「クラスメイトの女子、全員好きでした」

7月11日から放送される連続ドラマ「クラスメイトの女子、全員好きでした」で主演を務める木村昴さん=読売テレビ提供
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7月11日から放送される連続ドラマ「クラスメイトの女子、全員好きでした」で主演を務める木村昴さん=読売テレビ提供

 アニメ「ドラえもん」のジャイアン役で知られる声優の木村昴さんが、読売テレビ・日本テレビ系のプラチナイト木曜ドラマ枠(木曜午後11時59分)で7月11日から放送される「クラスメイトの女子、全員好きでした」で主演を務めることが分かった。木村さんがドラマで主演を務めるのは初めて。木村さんは、すぐ恋に落ちてしまうピュアな小説家・枝松脛男(えだまつ・すねお)を演じる。新川優愛さんが枝松のバディーとなる担当編集の片山美晴役として出演する。

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 「クラスメイトの女子、全員好きでした」は、爪切男さんによる同名エッセー(集英社文庫)が原作。偶然手に入れた小説を盗作し、一躍人気作家となった枝松脛男と、仕事運がない担当編集の片山美晴というポンコツコンビが、小説の真の作者を探すために奔走する……というハートフルコメディー。作者探しの鍵を握るのは、枝松が中学時代に恋をしたクラスメートの女子たちで、彼女たちとの思い出を回想しながら“真の作者”の真相に迫っていく。

 主演を務める木村さんは、「『クラスメイトの女子、全員好きでした』というタイトルがすごく面白い! 物語としては全然モテなくてクラスメートの女の子と何の関係も築けなかった男の子の話で、彼が大きくなってどんな大人になったか、なんで全員のことを好きになれたのか、どこが好きなのかが描かれていく。そこにあたたかなメッセージを感じました。彼の器の大きさ……、人からすると“あの人のここが変だよね”を好きになっちゃうのがとてもいいな、そういう人になりたいなと思いました。クラスにこんな人いたよね!から、絶対いないだろこんなやつ!みたいな、とにかく同級生が非常に個性的で面白いので、そこにもぜひ注目していただきたいです。今回、スネオ(枝松脛男)役ということですごく不思議な気持ちになっています(笑い)」とコメント。

 「とても面白いドラマになる予感がしています。ドラマで主演を務めさせてもらうことが夢のようで正直とても緊張しているのですが、任せていただいたからには精いっぱい演じたいと思っています。見てくださる皆さんを楽しませられるよう頑張ります。とにかくとてもほれ込んだドラマですので、毎話出てくる同級生にも注目していただきながら、ぜひ最後まで見ていただけたらうれしいです。よろしくお願いします!」と意気込みを語っている。

 原作者の爪切男さんは「『お前は女の子と恋はできないだろう』父親から衝撃の事実を告げられた少年は、ただがむしゃらにひたすら愚かにクラスメートの女の子に恋するようになりました。誰かを好きになることなら自分にもできると思ったのです。ハートフルエッセーとうたってはおりますが、怨念(おんねん)にも近い私の恋を映像化していただき心より感謝しております。全ては作中に登場する魅力あふれるヒロインたちのおかげです。本当にありがとうございます。原作を下敷きにして、ミステリー要素や大人になったヒロインたちとの再会も描かれるそうです。一体どんなストーリーになるのでしょう。一つだけ確実なのは、映像化されたヒロインたちに私はまた恋をするのでしょう」とコメントを寄せている。

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