ばいばい、アース:テレビアニメがWOWOWで7月12日スタート 追加キャストに沢城みゆき、津田健次郎、佐藤せつじ 冲方丁のファンタジー小説原作

「ばいばい、アース」の一場面(C)冲方丁・KADOKAWA/WOWOW,ソニー・ピクチャーズ,クランチロール
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「ばいばい、アース」の一場面(C)冲方丁・KADOKAWA/WOWOW,ソニー・ピクチャーズ,クランチロール

 冲方丁さんのファンタジー小説が原作のテレビアニメ「ばいばい、アース」が、WOWOWで7月12日午後11時半から放送・配信されることが分かった。追加キャストも発表され、沢城みゆきさん、津田健次郎さん、佐藤せつじさんが出演することが分かった。沢城さんは独創的な剣を作る高名な剣作家のドランブイ、津田さんは正義と悪の二つの性質を合わせ持つ剣の国(シュベルトラント)のローハイド王の正義の面、佐藤さんはローハイド王の悪の面をそれぞれ演じる。主人公・ラブラック=ベルらメインキャラクターが登場するティザーPV第2弾もYouTubeで公開された。

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 沢城さんは、ドランブイについて「彼女は飢餓同盟の首魁で、剣を作る『剣作家』。今の美しい姿になる前のエピソードが非常に興味深かったです。虚のようで底が知れないような、すっごぉく単純な気もするような……薄氷を踏むように一つ一つ確認しながら進めています。彼女の思いは一体どこへたどり着くのか……! ご並走いただけたらと思います」とコメントを寄せている。

 津田さんは「最初に台本を読ませていただいた時はとても不思議な世界観で、ほかでは見ないような作品だなという印象を受けました。演じさせていただいたローハイド王については<正義>と<悪>の二つの面で分かれているという部分が驚きで、作品の世界観に沿っていつつも不思議なキャラクターだなと思いました。また普段は悪サイドのキャラクターを演じることが多いのですが、今回は正義の面を担当させていただくことで、できるだけ正統派な演じ方をするように心がけました。ぜひ、ほかにはない世界観とキャラクターたちが登場する『ばいばい、アース』を体験していただけましたら幸いです」と話している。

 佐藤さんは「ローハイド王<悪>を担当します佐藤せつじです。ローハイド王<正義>のおなかから顔を出している人です。本来悪が得意な津田健次郎さんが悪をやっても良さそうじゃんと思いましたが、キャラデザを見て納得しました(笑い)。こっちが僕だわと(笑い)。正義と悪が同時にしゃべるシーンが多かったため収録時は先に津田健次郎さんが収録したのをヘッドホンに返してもらいながら収録しましたが、ローハイド王<正義>の声がイケボすぎて耳がドロドロに溶けて大変でした……羨ましいでしょ~(笑い)。壮大な世界観にファイちゃん(ファイルーズあいさん)演じるカッコイイ大剣を持っている女の子! 豪華キャストも好きな人しかいないしワクワクがとまりませんね! 7月の放送・配信を楽しみに待ちましょう!!」と語っている。

 同作は、さまざまな動物の姿の獣人が住む世界に、唯一の人間として生まれた少女・ラブラック=ベルが、大剣を手に自分のルーツを探す旅に出ることを決意し、数々の試練に立ち向かう……というストーリー。

 アニメは、「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」などの西片康人さんが監督を務め、「東京リベンジャーズ」「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」などのライデンフィルムが制作する。

 WOWOWでは、「ばいばい、アース」の放送を記念し、「冲方丁アニメ特集」と題して、7月から冲方さんの小説が原作の劇場版アニメ3部作「マルドゥック・スクランブル」を放送・配信する。

 ◇キャスト(敬称略)

 ラブラック=ベル:ファイルーズあい▽クエスティオン=アドニス:内山昂輝▽ラブラック=シアン:諏訪部順一▽キティ=ザ・オール:花江夏樹▽シャンディ=ガフ:日野聡▽シェリー:早見沙織▽ギネス:榎木淳弥▽ベネディクティン:小清水亜美▽ドランブイ:沢城みゆき▽ローハイド王<正義>:津田健次郎▽ローハイド王<悪>:佐藤せつじ

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