光る君へ:第22回「越前の出会い」視聴率10.7% 周明「朱様は通事を殺していない」

大河ドラマ「光る君へ」のロゴ (C)NHK
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大河ドラマ「光る君へ」のロゴ (C)NHK

 俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時)の第22回「越前の出会い」が、6月2日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯10.7%、個人6.0%を記録した。

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 第22回では、敦賀の松原客館に立ち寄ったまひろ(吉高さん)と為時(岸谷五朗さん)は、宋人の朱仁聡(浩歌さん)、通事の三国若麻呂(安井順平さん)らに迎えられる。

 浜辺に出かけたまひろは、そこで佇む周明と出会う。その夜、国守を歓迎する宴が行われ、まひろはみんなと楽しいひと時を過ごす。翌日、越前国府に到着し、大野国勝(徳井優さん)、源光雅(玉置孝匡さん)に出迎えられるが、為時は早々に激務で体調を崩してしまう。

 医師として現れたのは周明だった……。

 やがて、三国が何者かに殺され、疑われた朱は役人に捕らえられてしまう。

 終盤、為時とまひろの前に姿を見せたのは、ある一人の男を横に連れた周明で、「話があって来た」と日本語で主張。驚くまひろを気にも留めず「朱様は通事を殺していない」とやはり日本語で訴え、横に立つ男を「証人だ」と為時に突き出すところで、同回は終了した。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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