虎に翼:桂場、出世街道から外されていた 無傷ではなかった“共亜事件”の無罪判決 

NHK連続テレビ小説「虎に翼」で松山ケンイチさんが演じている桂場等一郎(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」で松山ケンイチさんが演じている桂場等一郎(C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第50回が、6月7日に放送され、桂場(松山ケンイチさん)と“ライアン”久藤(沢村一樹さん)が酒を飲むシーンが描かれた。

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 第50回では、穂高(小林薫さん)は法の道へ導いて不幸にしたと寅子に謝罪し、新しい仕事を紹介すると言い出す。

 しかし、寅子はむしろこの道で生きる決心を新たにする。家制度が変わることに反対する神保(木場勝己さん)と議論した寅子は、民法を多くの人に知ってもらうためにどうすればよいか、はる(石田ゆり子さん)と花江(森田望智さん)にも意見を聞き、新たなヒントを得て……と展開した。

 民法は無事に国会に提出され、夜遅くまで仕事をしていた桂場のもとに、ライアンが訪ねて来る。桂場は「帰れ!」と拒むが、ライアンがクラッカーとイチゴジャムを取り出すと、食べたそうな表情を見せる。

 ライアンは寅子について、「この世界から逃げ出したりはしないと思うよ」と評価。続けて「君はというと、水沼のじいさんがA級戦犯になってやっと共亜事件の呪いから解放された。軍の甘い汁を吸っていた連中は全員いなくなって、一度外された出世街道に、こうして舞い戻ってきた」と桂場の状況を説明した。

 桂場はライアンの話を聞くだけで、クラッカーを食べているだけだったが、「おかわり!」と、酒ではなくジャムをおねだり。ライアンは「好きだねえ」とニコニコしていた。

 SNSでは「ライアン、ジャムで桂場さんを懐柔」「ジャムから目を離さない桂場さんが可愛い」「桂場、共亜事件で出世街道からはずれていたのか」「桂場さんも無傷ではなかったんだね」といったコメントが集まった。

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