新婚さんいらっしゃい!:小さな村の18歳差カップル、初対面は妻9歳 優しいお兄さんの“地味な猛アタック” 豪雨災害時の言葉に妻感涙

6月16日放送「新婚さんいらっしゃい!」から=ABCテレビ提供
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6月16日放送「新婚さんいらっしゃい!」から=ABCテレビ提供

 藤井隆さんと井上咲楽さんがMCを務める長寿バラエティー番組「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後0時55分)。6月16日の放送は、2023年7月の豪雨被害で大きな被害を受けた福岡県東峰村で暮らす18歳差のカップルを紹介する。

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 この日は東峰村と中継をつなぎ、村民47人が2人を見守る。そこにいた妻の祖母も感慨深げ。村長もいて「秘密の話をしてくれるだろうとみんなで期待している」とコメント。村にはこの番組を大好きな人が多く、出演することで災害のあった村が少しでも元気になれば、との理由で応募したという。

 出会いは妻が小学3年生のとき。村の消防団の先輩だった妻の父を、飲み会帰りに送ってくれたのが夫だった。その際、おいしいお菓子をもらっていたらしく、妻にとって夫は「優しいお兄さん」という印象だった。

 そこから14年後。妻が夫の働く村役場に就職し、再会を果たす。いざ一緒に仕事をすると、当時の印象とは裏腹に、夫は妻にだけ厳しくあたることがあった。実は妻が気になり、話すキッカケがほしかったという夫。成人になった妻の働く姿や、誠実でかわいらしいところを見て、少しずつ恋心が芽生えていく。

 それからは、妻のデスクの人目につかないところに「土曜空いている?」と書いた付箋を貼り付けるという“地味な猛アタック”がスタート。何回もペタペタ貼られた妻は「1回ぐらい行った方が、断る理由にもなるかな」と食事に付き合う。そこから徐々に距離が縮まり、妻も夫にひかれていく。

 どうにかこうにか、家族に内緒で交際を始めたものの、そこは小さな村。村民に聞くと、2人の行動は分かりやすく、バレバレだった。3姉妹だった妻は、母親には伝えていたようで、知らぬは父親ばかりなり、だったという。

 妻が結婚を決意したのは、昨年の豪雨災害時。運悪く父親が入院していて、母と姉と妹しかいなかった実家と電話がつながらなくなり、妻が不安でパニックを起こしてしまう。そのときに夫がとった言動を妻が涙ながらに振り返ると、中継先の皆さんもすすり泣き。「この人と結婚したいと思った」という妻の言葉に、スタジオも納得する。

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