三つ目がとおる:雑誌掲載時とコミックスで違いが! 貴重なネーム、資料も発掘

「三つ目がとおる ミッシング・ピーシズ」(c)手塚プロダクション
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「三つ目がとおる ミッシング・ピーシズ」(c)手塚プロダクション

 手塚治虫のマンガ「三つ目がとおる」の雑誌掲載時の初出版とコミックス版を見比べることができる書籍「三つ目がとおる ミッシング・ピーシズ」(立東舎)が7月10日に発売される。

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 2023年11月に刊行された「ブラック・ジャックミッシング・ピーシズ」(同)と同様に、コミックス版では大胆なアレンジを施していた手塚のクリエーティビティーの一端に触れることができる。収録作の中でも、特に「キャンプに蛇がやってきた」は、ほとんど同じ絵だが、せりふが違い、別の作品のようになっているという。

 第1話「三つ目登場」のカラー原画、新たに発掘された素材を含むおよそ60枚のネーム、キャラクタースケッチ、連載時の扉絵や自筆のシノプシスなどの関連資料、初出・コミックス本掲載作品リストなども掲載される。

 ◇コンテンツ

 三つ目登場(原画)▽酒船石奇談(初出版)▽酒船石奇談(単行本版差分)▽文福登場(初出版)▽文福登場(単行本版差分)▽三つ目族の謎▽キャンプに蛇がやってきた(初出版)▽キャンプに蛇がやってきた(単行本版)▽スマッシュでさよなら(初出版)▽スマッシュでさよなら(単行本版差分)▽サギ師志願(「ブラック・ジャック」より)▽ブッダ(抜粋)▽わかっちゃいるけどむずかしい▽「三つ目がとおる」キャラクタースケッチ▽スターシステムにおける写楽登場作品▽「三つ目がとおる」アーカイヴス▽「三つ目がとおる」初出・単行本掲載作品リスト▽解題:濱田髙志

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