わたしの宝物
第6話 生まれ変わったら本当の親子になれるかな・・・
11月21日(木)放送分
人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さん主演で7月1日にスタートする“月9”ドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系、月曜午後9時、初回30分拡大)。脚本が生方美久さん、演出が風間太樹さん、プロデュースが村瀬健さんと、2022年10月期の「silent」チームが再集結し、“親子の愛”をテーマに描く完全オリジナル作品。ここでは、目黒さん演じる月岡夏を紹介する。
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夏は、印刷会社勤務の28歳。3歳の時に両親が離婚し、その後母親が再婚したことで、血のつながっていない父親と3歳下の弟がいる。高校を卒業後、都内の大学に入学。新入生歓迎会の場で、南雲水季(古川琴音さん)と出会う。最初は話す言葉や考え方から「変な子だなぁ」と思っていたが、そのペースが心地よく、自然と距離が縮まったことで水季と付き合うように。
しかし2年生の冬、水季から一方的に別れを告げられてしまう。その後、大学を辞めた水季と一度も会うことなく卒業し、そのまま就職。今も大学時代と同じアパートに住んでいる。めんどくさいことや、頭を使うことなどを避ける部分もあり、特に大きな挫折を経験することもなく生きてきた。付き合って3年になる恋人がいる。
そんな夏が、別れて以来7年も会うことがなかった水季の死をきっかけに、自分の娘の存在を知ることになる。
東京の印刷会社に勤務する月岡夏には、化粧品メーカーで働く百瀬弥生(有村架純さん)という恋人がいる。2人は平凡だが、幸せな日々を送っていた。ある日、夏のアパートで夏休みの予定を合わせようと話していると、夏のスマートフォンに着信が。応対した夏の表情がこわばる。
翌朝、夏は実家に向かう。突然の訪問に、朝食を食べていた父・和哉(林泰文さん)、母のゆき子(西田尚美さん)、弟の大和(木戸大聖さん)は何事かと思うが、多くを語らない夏の雰囲気に事情を察する。自室で喪服を出していた夏に、和哉は黒いネクタイを差し出す。
葬儀場に来た夏は、「故 南雲水季 儀 葬儀式場」と書かれた案内板の前で立ち止まる。大学時代の友人・真山純希が「何年ぶり?」と声をかけてきた。「8年ぶり」と答える夏。亡くなった水季は、夏が大学時代に交際していたかつての恋人だった。
夏は焼香の列で、水季の母・朱音(大竹しのぶさん)、父・翔平(利重剛さん)ら親族にあいさつをした際、一緒にいる女の子に目をとめる。その女の子が水季の子供だと知り、夏は驚く。
夏が葬儀場のロビーにいると、先ほどの女の子が津野晴明(池松壮亮さん)と会場から出てくる。夏が話しかけると、女の子は海(泉谷星奈ちゃん)と名乗り、6歳だと夏に告げる。夏は、水季との記憶に思いをはせ……。
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