細川栞:大手電機メーカーのSE→気象予報士 異色の経歴の持ち主が「報道ステーション」の気象情報担当

「報道ステーション」の気象情報コーナーを担当する細川栞さん=テレビ朝日提供
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「報道ステーション」の気象情報コーナーを担当する細川栞さん=テレビ朝日提供

 気象予報士の細川栞さんが、7月1日からテレビ朝日系の報道番組「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)の気象情報コーナーを担当することが、分かった。細川さんは昨年気象予報士の資格を取得したばかりで、「視聴者の皆さんと同じ目線で信頼される情報をしっかりとお届けしたいと考えています」と意気込んだ。

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 細川さんは、成蹊大理工学部卒業後、大手電機メーカーに就職。システムエンジニアとして勤務していたという異色の経歴の持ち主だ。電機メーカーでは、システム開発に取り組み、データ収集や品質管理などを担当した。

 仕事のかたわら、気象や自然災害などへの関心から独学で勉強して、昨年10月に気象予報士試験に合格。2024年にウェザーニューズに入社した。

 細川さんは「『報道ステーション』に出演できる日が来るとは夢にも思っていませんでした。これまで仕事をしながら、休日や仕事終わりに気象の勉強をしてきました。気象の世界は奥深く、そのメカニズムや予報について学ぶ時間が大好きでした」とコメント。

 「一方で、地球温暖化などの影響で毎年のように想定を超える気象災害が多発しています。異常気象が常態化する時代だからこそ『報道ステーション』の気象キャスターとして、視聴者の皆さんと同じ目線で信頼される情報をしっかりとお届けしたいと考えています」と語った。

 チーフプロデューサーの柳井隆史さんは「細川さんはエンジニア出身という異色の経歴の気象予報士ですが、難しい気象のメカニズムも分かりやすく、命を守るための気象情報をしっかりと伝えてほしいと考えています。またこんな時代だからこそ時にはスタジオを飛び出し、日本の四季、景色の移ろいも皆様にお届けしたいと考えています」と、細川さんへの期待を語った。

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