海のはじまり:“弥生”有村架純の悲しい過去に視聴者衝撃! 「つらかっただろうな」「対比が残酷すぎる」(ネタバレあり)

連続ドラマ「海のはじまり」第2話の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「海のはじまり」第2話の一場面(C)フジテレビ

 人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さん主演のフジテレビ系“月9”枠の連続ドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系、月曜午後9時)の第2話が7月8日に放送された。百瀬弥生(有村架純さん)の悲しい過去が明らかになり、視聴者からさまざまな反応があった。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 ドラマは、脚本が生方美久さん、演出が風間太樹さん、プロデュースが村瀬健さんと、2022年10月期の「silent」チームが再集結し、“親子の愛”をテーマに描く完全オリジナル作品。

 第2話は、突然、月岡夏(目黒さん)のアパートに、亡くなった大学時代の恋人・南雲水季(古川琴音さん)の6歳の娘・海(泉谷星奈ちゃん)が一人で訪ねてくる。海は夏が父親であることを水季から聞かされており、「夏くんのパパ、いつ始まるの?」と真っすぐな目で問いかけるが、夏はうまく答えることができない。夏は海の祖母の朱音(大竹しのぶさん)に連絡をし、迎えに来てもらうことにする。

 部屋の中で遊び回る海を前に夏が戸惑っていると、恋人の弥生から電話がかかってくる。しばらくしてアパートにやって来た弥生は、海を見て少し驚くが、お迎えが来るまでの間、遊び相手をしてあげることに。

 朱音が海を連れて帰った後、弥生は夏に海との関係を尋ねる。夏は、海が自分の娘であること、その事実を水季の葬儀で初めて知ったことを正直に告げた。その話を聞き、弥生は動揺しながらも「妊娠を知らされずに別れたってことでしょ? それは、どうしようもないよ」と返した。夏は、海のことをちゃんと考えようと思うと弥生に伝えた。

 それからしばらくして、夏は話したいことがあると弥生を呼び出す。夏は弥生に、水季が妊娠したことは知っていたが産んでいたことは知らなかったこと、自分が殺したと思っていたから海が生きていてくれてホッとしたことなど、正直な思いを打ち明けた。その話を聞いた弥生は「良かったよ。ずっと罪悪感抱えてるより」と笑顔を見せるが、トイレへ向かうとその場にうずくまって泣き出してしまう。翌朝、目を覚ました弥生は部屋の引き出しの中から、封筒に入った妊娠初期のエコー写真を取り出した。

 実は弥生は8年前、妊娠し中絶した過去があった。回想シーンでは、弥生が人工妊娠中絶の同意書にサインする姿や、一人でクリニックを出て涙ぐむ姿、ロッカー式の納骨堂に位牌(いはい)を納め、手を合わせる姿などが描かれた。

 その後、弥生は夏に電話をかけると「もし月岡君がお父さんやるってなったら……私がお母さんやれたりするのかなって。決めるのは海ちゃんだけど選択肢の中に入れてもらえたらなって。それも考えてみて」と告げる。夏が驚き「ごめん」とつぶやくと、弥生はその言葉を遮るように「違うからね。誰の子でもそうするわけじゃないから」「海ちゃんにさ、誕生日いつか聞いといて」と話し、電話を切った。

 弥生の悲しい過去に、SNSでは「しんどい、泣いてしまうわ」「つらかっただろうな」「ずっと秘密を抱えてたのは弥生ちゃんの方だった」「月岡くんの『生きてて安心した』という言葉、弥生さんをどんだけブッ刺したんだろうな」「『産む』選択をした水季と『産まない』選択をした弥生さんの対比、残酷すぎる……」といった声が上がった。

 また、海の母親になってもいいという弥生の言葉に、「相当の覚悟だよね」「弥生さん精神年齢高すぎ気丈すぎ」「ちゃんと幸せになってほしい」といったコメントも寄せられた。

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