虎に翼:「崔香淑は捨てたの」ヒャンちゃんの覚悟に視聴者涙 「相当な気持ちでないとできない」「いつかみんなと会えますように」

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第75回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」第75回の一場面 (C)NHK

 伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第75回が7月12日に放送された。同回で、寅子(伊藤さん)と大学の同級生だった“ヒャンちゃん”こと香子(ハ・ヨンスさん)が、日本人として生きていく覚悟を寅子に語り、視聴者の注目を集めた

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 香子は汐見(平埜生成さん)と結婚。「崔香淑」から「汐見香子」を名乗るようになり、日本人として生きていくことを決意。第54回(6月13日放送)で寅子と再会した際には、「ヒャンちゃんだよね?」と声をかける寅子に、「その名前で呼ばないで」とよそよそしく返していた。

 第75回では、新潟転勤が決まった寅子が東京を離れる前、多岐川(滝藤賢一さん)の家で壮行会が開催される。多岐川の家には、汐見と妻の香子が居候しており、香子は「いらっしゃい、トラちゃん」と寅子を笑顔で出迎えた。

 寅子と香子は、二人きりで話すことに。寅子は、自宅での壮行会を提案してくれた香子に感謝した。香子は育児に疲れていたとき、寅子が梅子(平岩紙さん)が握ったおにぎりを届けてくれたことを思い出し、「梅子さんのおにぎりのお礼できてなかったし」と話した。

 寅子は、梅子が、轟(戸塚純貴さん)とよね(土居志央梨)の法律事務所を手伝いながら、甘味処「竹もと」で働いていることを教える。寅子が「会いたくないよね、みんなに」と問いかけると、香子は「ううん、すっごく会いたい」と笑顔を見せ、寅子が「じゃあ……」と切り出すと、香子は「でもね、崔香淑は捨てたの。娘のために。その覚悟で娘を産んだの。私が選んだの。ここで、日本で生きていくことを」と、朝鮮人であることを隠し通す覚悟をにじませた。

 香子は「だから汐見香子でいなきゃ。私、ちゃんと幸せだから……。だから。いや、だからっておかしいけど……。元気で行ってらっしゃい」と新潟に旅立つ寅子にエールを送り、寅子は、そんな香子を強く抱きしめるのだった。

 香子の覚悟に注目が集まり、X(旧ツイッター)では「ヒャンちゃん」「香子ちゃん」がトレンド入り。SNSでは「抱き合った瞬間号泣」「自分の国も言葉も名前も全て捨ててという覚悟の重さは、寅子にはどう伝わったのかな」「相当な気持ちでないとできないこと」「いつかヒャンちゃんが、みんなと会えますように……」といった声が上がった。

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