ヤマトよ永遠に REBEL3199:50周年「宇宙戦艦ヤマト」の受け継がれる遺伝子 メインタイトルは“完コピ”

「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第1章「黒の侵略」の初日舞台あいさつの様子
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「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第1章「黒の侵略」の初日舞台あいさつの様子

 人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のリメークシリーズの最新作「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第1章「黒の侵略」の初日舞台あいさつが7月19日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催され、福井晴敏総監督らが登壇した。「宇宙戦艦ヤマト」は10月に放送50周年を迎える。脚本の岡秀樹さんは「オリジナルシリーズで描かれた物語、テーマ、キャラクターのせりふ、思いは当然無視できない。細胞レベルで遺伝子、考え方が受け継がれている。そうしようと思っていなくて、呪いのようにそうなってしまう」と思いを語った。

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 岡さんは「福井さんがストーリーの構成案を書き、それをシナリオにするのが僕の作業。その時点で『こうしろ』『こうなる』と書いている。『3199』のメインタイトルが出るところは『永遠に』を踏襲しています。福井さんが『完コピ』と書いていました」と明かした。

 岡さんは、音響監督の吉田知弘さんの手腕も絶賛し、福井総監督は「完璧です」とうなずいた。舞台あいさつは、桐生美影役の中村繪里子さんがMCを務め、ヤマトナオミチ監督も登壇した。

 「ヤマトよ永遠に REBEL3199」は、福井さんが総監督を務め、シリーズ構成、脚本も担当する。福井さんは、リメークシリーズの「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」でシリーズ構成、脚本を担当しており、最新作では総監督も務めることになった。ヤマトナオミチさんが監督を務める。全7章で、第2章「赤日の出撃」が11月22日から上映される。

 「宇宙戦艦ヤマト」は1974年にテレビアニメ第1作が放送され、「宇宙戦艦ヤマト2」「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」なども制作されてきた。第1作をリメークした「宇宙戦艦ヤマト2199」が2012~14年、「2199」の続編「2202」が2017~19年に劇場上映、テレビ放送された。全2章の「2205」が2021、22年に劇場上映された。

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