松たか子:SixTONES松村北斗と時空を超えた夫婦役に 脚本・坂元裕二×監督・塚原あゆ子のオリジナルラブストーリー 来年2月公開

映画「1ST KISS  ファーストキス」に出演する松たか子さん(左)と「SixTONES」の松村北斗さん (C)2025「1ST KISS」製作委員会
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映画「1ST KISS ファーストキス」に出演する松たか子さん(左)と「SixTONES」の松村北斗さん (C)2025「1ST KISS」製作委員会

 俳優の松たか子さんが主演を務め、人気グループ「SixTONES」の松村北斗さんと初共演で時空を超えた夫婦を演じる映画「1ST KISS ファーストキス」が製作されることが8月12日、明らかになった。映画「花束みたいな恋をした」(2021年)などで知られるラブストーリーの名手、坂元裕二さんのオリジナル脚本で、「ラストマイル」(8月23日公開)の公開を控える塚原あゆ子監督がメガホンをとる。2025年2月7日公開予定。ティザー映像も解禁された。

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 物語は、結婚して15年目のある日、夫が事故死するところから始まる。夫とは長く倦怠期で、不仲だった。妻は第2の人生を歩もうとしていた矢先、タイムトラベルする術(すべ)を手に入れる。過去に戻って、出会う直前の夫の姿を見て、私はやっぱりこの人のことが好きだったと、もう一度、恋に落ちる。そして15年後、事故死してしまう彼を救わなくては、と考える……という「夫婦とは?」「家族とは?」を考えさせられる心揺さぶるラブストーリー。

 事故で夫を亡くし、夫と出会う直前の日にタイムトラベルをする主人公・硯(すずり)カンナを演じる松さんは、「坂元さんの脚本に出会うのは4回目ですが、映画は初めてで、坂元さんの、(やっぱりこれを言いたいな)という思いに少しだけ気づくことができたような気がします。パワフルだけど細やかな塚原監督とは初めてのお仕事でした。現場では常に支えて導いていただきました。松村北斗さんともはじめましてでしたが、揺れているようで、最後の最後は、場面の中に『えいっ!』と飛び込むことのできる勇敢な人だなあと思いました。彼のおかげでカンナとして居ることができました。感謝しています。そして、あんな人やこんな人も……。魅力的なキャスト・スタッフと過ごせて、要するにカンナは、私は、とっても幸せ者だったということです。ぜひ、公開を楽しみにお待ちください」とコメント。

 未来から来た妻と出会う硯カンナの夫。硯駈(すずり・かける)を演じる松村さんは、「坂元裕二さんの作品や書籍にどれほど影響を受けてきたのか分かりません。そんな坂元さんの脚本で塚原あゆ子さんが監督をされる作品に参加できることは人生の誇りです。あまりに素敵(すてき)すぎる作品に怖気(おじけ)づきながらも、坂元さん作品の常連である松たか子さんのサポートのおかげで毎日ヘトヘトになるまで作品と向き合うことが出来ました。いつ見ても、いつ思い出しても素晴らしい素敵な物語です。公開を楽しみにしていてください」とコメントしている。

 脚本の坂元さんは、「一生の思い出になる映画を作りましょうと話し合って、始まった作品です。お互いにちょっと飽きてしまった中年夫婦。その妻が時を越えて、若い頃の夫に恋をする物語です。それって浮気? それとも夫婦愛? 夫婦のお話なのにタイトルがファーストキスってどういうこと? そんな矛盾した感情にどきどきしながら見ていただけたらなと思って脚本を書きました。最高のキャストとお仕事できる喜びと、塚原監督の無尽蔵のエネルギーとアイデアに出会って、自分自身完成した映画を見る日が楽しみで仕方ありません。今恋の真っ最中って人、恋は憧れって人、そんなこともあったねと遠い目になるって人にも、笑顔いっぱいで楽しんでいただける映画になると思います。どうか期待のハードルを最大まで上げてお待ちください!」とメッセージを送っている。

 塚原監督は「出会って、恋愛し、結婚して、家族になって。重ねていく時間には何が存在するのでしょう。いつか一人になった時、空いたソファーの半分に何ができるのでしょうか。全ての人に深く刺さる、壮大で素晴らしい台本です。坂元裕二さんの優しい世界に生き生きと存在する松たか子さんと松村北斗さんを、どうぞ、お楽しみに」とコメントした。

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