海のはじまり:特別編で明かされた“水季”古川琴音と“津野”池松壮亮の過去に視聴者涙 「両思いだったんだ」「不憫すぎて泣く」(ネタバレあり)

連続ドラマ「海のはじまり」特別編の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「海のはじまり」特別編の一場面(C)フジテレビ

 人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さん主演のフジテレビ系“月9”枠の連続ドラマ「海のはじまり」(月曜午後9時)の特別編「恋のおしまい」が8月26日に放送され、水季(古川琴音さん)と津野(池松壮亮さん)の切ない過去が描かれ、視聴者の注目を集めた。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 特別編では、本編から3年前の夏を舞台に、水季と津野の間に芽生えた小さな恋と、その終わりが描かれた。

 2021年、夏。水季は娘の海(泉谷月菜ちゃん)と小さなアパートで暮らしている。司書として働く水季が、お昼休みに休憩室で休んでいると津野がやって来て「なんか、どっか、行きたいところとかある?」と声をかける。水季は「ちょっと今自制かけてて……津野さんのこと好きになりたくないんですよ」と打ち明けた。

 結局、二人で出かけることになった水季と津野。水季は大学生の時以来、久しぶりにペディキュアを塗り、メークをしてワンピースをまとい、津野と合流した。

 しかし、二人で居るときも、水季の口から出るのは、海の話題ばかり。津野が近くのベンチに座り、靴ひもを結んでいると、水季が隣に腰掛け、背中にもたれかかってくる。水季は「子供いると自分に色がなくなっていきます」「通帳とか見ちゃうと人生お先真っ暗みたいな」と吐露した。

 その後、水季のアパートに向かった二人。アパートの近くのパン屋の話題から、水季が困窮した経済状況を明かすと、津野は「俺もまあ同じ職場だし、想像つくと思うけど、そんな稼いでるわけじゃないけど、でもお金使うの本くらいだし、あの給料のわりには貯金ある方だよ」と話し、一緒に住もうと提案する。

 水季は「津野さんのこと、好きです」と返しつつも「海がいるから絶対忘れらんないです」「よく言う女の恋は上書き保存ってやつ。あれ大嘘ですよ。別ファイルだし、海と共有してるし」と元恋人である夏(目黒さん)が忘れられないと明かした。

 津野はそれでも良いと言うが、水季は「二人きりになりたいなあ、子供邪魔だなあ、この子じゃなくてこの人の子供が欲しいなあって思うようになっちゃうの、怖いんですよ。海がずっと一番って決めて生んだから。半分は無意識だったけど、半分はわざとです。海の話ばっかりするの。忘れちゃうの怖いから。二人でいるの楽しいってなりすぎるの怖いから」と瞳を潤ませた。

 その後、二人は水季の実家に海を迎えに行く。津野が水季の手をつなごうと手を差し出すと、水季は「海、津野くんにも手をつないでもらおうか」と言い、さりげなく津野と手をつなぐことを拒んだ。

 お互いに好意を抱きながらも、恋愛に発展しなかった二人の関係に、SNSでは「2人は両思いだったんだよねえええ」「不憫すぎて泣く」「津野くんがめちゃくちゃ良い奴過ぎて」「津野くんと家庭作れば良かったじゃないか。そしたら、夏くんも弥生ちゃんも苦しまなかったろうに」「津野くんしんどすぎる。報われろ」といった声が上がっていた。

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