山崎育三郎:「ザ・トラベルナース」でクリーンな“最大の敵”に 岡田将生と6年ぶり共演

「ザ・トラベルナース」で6年ぶりの共演となる岡田将生さん(左)と山崎育三郎さん=テレビ朝日提供
1 / 1
「ザ・トラベルナース」で6年ぶりの共演となる岡田将生さん(左)と山崎育三郎さん=テレビ朝日提供

 俳優の山崎育三郎さんが、岡田将生さん主演の10月期連続ドラマ「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系、木曜午後9時)に出演することが明らかになった。最大の敵として歩(岡田さん)と静(中井貴一さん)の前に立ちはだかる基幹病院「西東京総合病院」の新院長・薬師丸卓を演じる。

あなたにオススメ

 ドラマは、人気医療ドラマシリーズ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(同局系)などで知られる中園ミホさんのオリジナル。一定の医療行為を行える看護資格「ナース・プラクティショナー」を持つフリーランスの“トラベルナース”那須田歩(岡田さん)と、すご腕の“スーパーナース”九鬼静(中井さん)が反発しつつも手を取り合い、患者ファーストで医療現場を改革する姿を描いた。

 続編となる新シリーズでは、慢性的な医者不足に加え、働き方改革の影響で残業時間にも大きな制限が掛かり、ますます混沌(こんとん)とする命の現場で、2人が新たな闘いに挑む。舞台となるのは、地域医療の中核を長年担ってきた基幹病院「西東京総合病院」。前院長の汚職発覚を受け、「正しい医療、正しい働き方」を掲げるクリーンな若きカリスマ新院長・薬師丸卓が、2人の新たな“敵”となる。

 山崎さん演じる薬師丸は、働き方改革の波が押し寄せ、ますます混沌を極める日本の医療界にとって、まさに救世主ともいえる存在だが、実は彼、穏やかな物腰ながらも、自身の判断には絶対的な自信があり、意に反する者はすぐに切り捨てる一面が……。“最強曲者ナース・コンビ”の歩&静と対立することになるという役どころで、山崎さんは「薬師丸は氷のような人ではあるけど、心の中ではすごく炎が燃えているようなキャラクター。みんなをかき乱し、物語を侵すような存在になっていきたい」と意気込みを語っている。

 岡田さんと山崎さんは「昭和元禄落語心中」(2018年、NHK)で互いにライバル関係にある落語家を演じて以来6年ぶりの共演となるが、岡田さんは「いっくん(山崎さん)とはお互いの性格も十分に分かっている間柄。いっくんだからこそ、僕の熱を思う存分ぶつけられるなと思っています」とコメント。一方、山崎さんも「“戦友”という感覚が今もあるまーくん(岡田さん)と久しぶりに会えて、共演できることが非常にうれしかったですし、撮影が始まった今もワクワクしています。自分もまーくんに思いっきり熱をぶつけていきたいです」と思いを明かした。

 「ザ・トラベルナース」テレビ朝日系で木曜午後9時から放送。10月17日放送の初回は拡大スペシャルで、午後9~10時に放送する。

テレビ 最新記事