ポツンと一軒家:創業130年、山形県の老舗そば店主は超多忙! 未明にそば打ち→建設会社に出勤→昼休憩にそば店を切り盛り 奇想天外な“カツオランド”も造営

9月22日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ
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9月22日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ

 衛星写真を手掛かりに人里離れた一軒家を捜すバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。9月22日の放送では、山形県の山深い“奇想天外な”場所で農業を営む67歳男性を取材する。

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 ゲストは、俳優の田中美佐子さんと⾼橋克実さん。島根県隠岐諸島出⾝の⽥中さんは「隠岐諸島で⽣まれ育ったので、⾃給⾃⾜の⽣活にすごく興味があるんです。野菜を育てたり⿂を⾃分で釣って⾷べたり……」と語り、ポツン暮らしに⾃信をのぞかせる。新潟県出⾝の⾼橋さんは「意外に街中なんですよ。アウトドア派と⾔われることが多いですが、実は得意ではないです」と明かす。

 捜索隊が手にした衛星写真では、⼭形県の山中に⼤きく切り開かれた⼟地と数棟の建物と、池のようなものが確認できる。⼭あいを流れる川沿いの集落へと向かった捜索隊は、古⺠家に住む男性に衛星写真を見てもらう。男性は「これはカツオランド!」と⼀⾔。実際に夫婦で⾏ったことがあるそうで、「ご主⼈はふもとの集落でそば屋を経営していて、この“カツオランド”で農業もされているんです。奇想天外な場所ですよ」と説明してくれた。

 男性からそのそば屋の場所を教えてもらった捜索隊は現地へ。明治24(1891)年創業、築150年以上という古⺠家でそば屋を営業しており、捜索隊が訪れた⽇も多くの客でにぎわっていた。経営者は67歳のカツオさん。山深い“カツオランド”の主でもある。

 そば屋のほか、建設業の会社員もしているとのこと。午前3時からそば打ちを仕込んだ後に会社へ出勤し、昼休憩の時間にそば屋を営業。午後にまた出勤して、⼣⽅に⼭奥の地で畑仕事をしているのだという。

 カツオさんは⾼校卒業後、東京の⽼舗そば店「⿇布永坂 更科」で3年間修業。27歳の時に⽗が亡くなり、山形のそば店を継いだ。以来40年以上、店と会社員を兼業し続けてきたという。捜索隊は、そば打ちの様⼦にも密着。打ちたてのそばを畑で採れた野菜とともにご馳走してくれた。そして、地元の⼈も「奇想天外な場所」と呼ぶ⼭の中にある“カツオランド”へ向かう……。

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