おむすび:規格外野菜とギャルが重なる? 「この世にクズなんてものはなか!」永吉の言葉に反響 「深い」「見た目で判断してはいけない」

NHK連続テレビ小説「おむすび」第4回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「おむすび」第4回の一場面 (C)NHK

 橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第4回が10月3日に放送され、ヒロイン・結(橋本さん)の祖父・永吉(松平健さん)の言葉に、視聴者の注目が集まった。

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 第4回では、福岡・天神のゲームセンター近くでギャルたちに出くわした結(橋本さん)は、しつこく博多ギャル連合(ハギャレン)に加入するよう勧誘される。結が困っていると、そこに警察とサラリーマンの男がやって来る。

 結とギャルたちを見かけたサラリーマンの男が恐喝と勘違いしたようで、「カツアゲしとうやろ!」とギャルたちに詰め寄る。ギャルたちは何も悪いことはしてないと反発するが、男はギャルたちを見た目で判断し、「お前らこのままやったら社会のクズになるぞ!」と言い放った。

 一方、米田家では、規格外で出荷できない野菜を巡り、結の父・聖人(北村有起哉さん)と祖父の永吉(松平健さん)が口論に。永吉は、規格外の野菜を商店街に売りに行くと言うが、聖人は「こげんクズば売っても、大した金にならんやろ!?」と制止する。永吉は「やっぱり、お前は本物の農家やなかな」と返すと、結を連れて商店街に出向き、野菜をたたき売りした。

 その後、永吉と結は、ひみこ(池畑慎之介さん)が営むスナックを訪れる。結が「(野菜を)ほとんどタダ同然にしよったよね」と言うと、永吉は「もうけやら、どげんでんよか。雨ん日も、風ん日も、みんなが精魂込めて育てた野菜やけん。1円でんよか、誰かに買うてもらえたら、立派な商品として報われる」と話した。

 そして、「結、覚えとき。形が悪かろうが、見かけがひどかろうが、この世にクズなんてものはなか!」と語りかけた。

 永吉の「この世にクズなんてものはなか!」の言葉に、SNSでは「深い」「朝からしみた」「すごいな、ギャルを見た目で判断しないことに野菜をかけてくる」「ギャルも規格外野菜も見た目だけで判断してはいけない」といった声が上がっていた。

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