神野美伽:離婚で八代亜紀さんと共有した「男ってばかね」 歌以外に没頭できるものを持てという教えも 「徹子の部屋」で

11月8日放送の「徹子の部屋」に出演した神野美伽さん=テレビ朝日提供
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11月8日放送の「徹子の部屋」に出演した神野美伽さん=テレビ朝日提供

 歌手の神野美伽さんが、11月8日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。昨年12月に亡くなった八代亜紀さんの思い出を語った。

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 「非常にかわいがってくださっていた八代亜紀さんの亡くなられ方、あまりにも突然で、ものすごいショックを受けました」「今までのどんなお別れよりも唖然としてしまったというか、人の命ってこんなにはかないものなのか」

 20代だったころ「歌うこと以外に夢中になれるもの、没頭できるものを何か持っているといいわよ。私は絵を描くことなの」と話してくれた。

 前の夫と離婚した時、八代さんはひと言「男ってばかね」。それだけ。「大丈夫?」とも聞かなかった。しばらくして八代さんが離婚した時、「男ってばかですね」と言ったら、大笑いしていた。

 八代さんは日本の演歌を歌いつつも、幼い頃からの憧れであるアメリカという土地と、父親の影響で聞いたレコードから、ニューヨークのジャズクラブ「バードランド」で向こうのミュージシャンや八代さんが憧れたジャズシンガーと一緒に演歌とジャズをやった。私が考えていることと全く同じことを一歩先に体現して見せてくれ、お手本を示してくれた。

 八代さんは、自分のお下がりではなく、柄も帯も全部を選んで、私に似合う着物をあつらえてくれた。ニコニコ顔で「好きでしょ?これ」という笑顔が焼き付いている。「こういうことができる人間に私もならなきゃいけないなと思いましたし、(急逝は)残念としか言いようがないです」

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