俳優の白石麻衣さんが、上白石萌音さん主演で2025年1月17日にスタートするテレビ東京系の連続ドラマ「法廷のドラゴン」（金曜午後9時）にレギュラー出演することが明らかになった。白石さんが演じるのは、主人公の天童竜美（上白石さん）とともにプロの棋士を目指し切磋琢磨したライバル・駒木兎羽（こまき・とわ）。現在は将棋の世界を離れており、物語後半の重要な鍵を握る人物として登場する。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　「法廷のドラゴン」は、初のプロの女性棋士誕生を期待されながらも弁護士に転向した主人公が、存続の危機に瀕する弁護士事務所の若き所長と共に奔走。事件を得意の将棋になぞらえて解決する完全オリジナル脚本の“将棋×痛快リーガルドラマ”。上白石さんが演じる新米弁護士・天童竜美と、高杉真宙さん演じる若手所長弁護士の歩田虎太郎が事件解決に奔走する。

　白石さんは「出演が決まった時は不安と期待が入り交じった気持ちでした。台本を読んで将棋の戦略を法廷での闘いに応用するというユニークな設定に魅力を感じましたし、自分の演技を通じてその戦略的思考を表現できることにワクワクしました」とコメント。また、役柄について「兎羽は冷静沈着なキャラクターで、過去と現在が交錯する中でどのように竜美との関係が変化していくのか、感情移入してもらえるような演技を心がけました」と語り、「法廷で繰り広げられる“次の一手”がどんな真実を引き出すのか、竜美たちの思考や行動が将棋の局面に見立てられることで、視聴者の方もわかりやすく見ることができると思います。ぜひ、ご期待いただければと思います！」とメッセージを寄せている。

　また、竜美の母・天童香澄役を和久井映見さんが演じる。香澄は竜美に弁護士の道を勧め、自宅や傍聴席から娘を明るく見守る存在。父親の天童辰夫役には田辺誠一さんがキャスティングされ、判事として法曹界に身を置きつつも娘のことになると心配が止まらない父親を演じる。また、竜美と虎太郎を支える法律事務所のパラリーガル兼経理・乾利江役を小林聡美さんが担当。虎太郎を幼少期から見守り、竜美の破天荒な弁護スタイルにも理解を示す温かい存在だ。

　「法廷のドラゴン」の初回は10分拡大で放送。