家政夫のミタゾノ (2025)
第1話 最恐家政夫ふたたび…禁断の初恋と同窓会
1月14日(火)放送分
吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)。ドラマは、最終回「物語の先に」の放送を残すのみとなったが、個性豊かなキャストによる名演、名場面が、この1年間で数多く生まれたことは間違いないだろう。ここでは、正義と筋道を重んじる藤原実資と、役を演じたお笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次さんの足跡(活躍)をたどりたいと思う。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
藤原実資は、藤原小野宮流の当主。道長の先輩格で、有職故実(治や儀式のしきたり)に詳しく、学識がある分、プライドが高い頑固者としての一面はあったが、政の世界においては、いちばんの常識人であり、道長の行いにも一定の理解を示し、個人の損得勘定に流されない「良心」であり続けた。
秋山さんは大河ドラマ初出演。当初は、平安貴族らしからぬ色の黒さが、いい意味で視聴者の間でネタにされ、出てくるだけで、人の心をなごますような「笑い」を提供。「小右記」を残した実資の史実を巧みに盛り込んだ“日記コント”(妻から繰り返し『日記に書きなさいよ』と言われる)など、秋山さんの登場するシーンには、常に“おかしみ”が漂っていたのは否定はしない。
その一方で、決して“そのため”だけに起用されたわけではない、演技力の高さは誰もが認めるところ。宮廷内での政治的な駆け引きや人間関係において重要な役割を果たした実資と同様に、特にクライマックスへと向かうドラマにおいて、秋山さんは存在感を増していったようにも思えるが、いかがだろうか。
実資が、三条天皇に頼られ、譲位を迫る道長を説得しようするも、論破されてしまった第43回「輝きののちに」でのやりとりのおかしさも、お笑いの世界で長く活躍してきた秋山さんならではの「味」。また、刀伊撃退に成功した隆家らの褒章を巡って、他の公卿の対して「あってはならぬ!」と一人異を唱えた第47回「哀しくとも」のシーンも、実に真に迫っていた。
キラリと光る緊張と緩和を自由に行き来するような演技で“コメディリリーフ”の域にとどまらない活躍を見せた秋山さん。振り返れば、1年半以上も前、脚本の大石静さんから「念願中の念願キャスト!」と指名されながらも、本人は「コントキャラみたいになっちゃわないか心配ですが」と話してたが、それが杞憂に終わったことは、改めて言うまでもないだろう。
「光る君へ」最終回「物語の先に」は、12月15日に15分拡大で放送。
人気グループ「timelesz」の佐藤勝利さんと俳優の高石あかりさんが、手塚治虫の名作マンガ「アポロの歌」の実写ドラマでダブル主演を務めることが明らかになった。
元テレビ東京アナウンサーで“令和のあざと女王”と呼ばれる森香澄さんの冠バラエティー番組「森香澄の全部嘘テレビ」(テレビ朝日系、一部地域を除き水曜深夜2時34分)。1月15日深夜の…
日本テレビ系の人気バラエティー番組「ぐるぐるナインティナイン」の人気コーナー「グルメチキンレース ゴチになります!(ゴチバトル)26」が1月16日に開幕する。昨年末の大精算スペシ…
俳優の上白石萌音さんが1月8日、テレビ東京の天王洲スタジオ(東京都品川区)で行われた主演ドラマ「法廷のドラゴン」(同局系、金曜午後9時)の記者会見に登場。ドラマの内容にちなんで、…
「TOKIO」の松岡昌宏さんが主演する連続ドラマ「家政夫のミタゾノ」第7シーズン(テレビ朝日系、火曜午後9時)の第1話が1月14日に放送され、新人家政婦役で、モデルで俳優の久間田…
2025年01月16日 07:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。