なにわ男子・高橋恭平:先月25歳に 100年時代の四分の一は「すごく濃い人生を送らせてもらった」

TBS系日曜劇場「御上先生」に出演する高橋恭平さん (C)TBS
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TBS系日曜劇場「御上先生」に出演する高橋恭平さん (C)TBS

 俳優の松坂桃李さんが主演を務める日曜劇場「御上先生」(TBS系、日曜午後9時)に出演している人気グループ「なにわ男子」の高橋恭平さん。3月9日放送の第8話で、東京大学に通う戸倉樹という役柄が明らかになった。演じた役について、25歳の誕生日を迎えての抱負などを聞いた。

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 ◇「かっこいいのは得意なんで」 賢い人はゆっくりしゃべる?

 戸倉を演じるにあたり、「衣装合わせのときに監督から『かっこいい恭平くんでいてほしい』と言っていただいたので、『それは任せてください。そこだけは得意なんで』と答えました(笑)」と笑顔を見せる。

 「彼の思いを語るシーンの撮影がこれから(2月の取材時点)なんですけど、せりふが多くはない中で、見せ方や、彼の思いをどこに持っていくっていうことをすごく考えましたし、監督さんやスタッフの方とたくさん話をしました」といい、「髪色とかも最初どうする?となって、卒業生なので、現生徒との違いは出したいということで、以前出演した『マイホームヒーロー』の時の写真を見て、これよくない?ということで決まりました」

 東大生役については「役ならではなので、ありがたい」とうれしさをのぞかせる。

 「よく黙っていたら賢く見えると言われるんです。僕の中で賢い人はゆっくりしゃべっているイメージなので、そう演じようと思っています」と話す。

 ◇御上先生のクラスの生徒がうらやましい

 「生徒一人ひとりに特徴があって、ちょっとだけ闇を抱えている人もいて。(御上先生の)そういう生徒とのやりとりや生徒との接し方を見ていると、御上先生のクラスの生徒がうらやましい」と語る。

 撮影シーンが一緒になった神崎役の奥平大兼さんとは、すぐに連絡先を交換したという。

 「最初に一緒になったのが、一瞬すれ違うだけのシーンだったんですけど、絶対に仲良くなってやろうと思って、僕がぐいぐい詰め寄って、その日のうちに連絡先を聞きました。教室で撮影してる面々がうらやましくて、大兼づてにいろいろ話を聞いています」

 高橋さんの後輩で、関西ジュニアのグループ「AmBitious」の真弓孟之さんも御上先生のクラスの生徒、波多野侑を演じている。

 「真弓はすごく元気な子で、頑張っていると、大兼から聞いてますね。ムードメーカーをしてるって」

 また、年下との共演が増えることを「気まずいっすね」と照れ笑いする。

 「今まで年下の立ちまわりをしていた分、逆にそれをされるっていうのはなかなか慣れないですね(笑)」

 ◇とにかく演技が楽しい 「自分にもメンバーにも還元できたら」

 映画やドラマへの出演が増え、監督や周りから演技について言われることは変わってきたのだろうか。

 「もちろん褒めてもらうこともあるし、アドバイスもいろいろいただきます。芝居してる時はもう、とにかく楽しいんです。こうしたらいいんかな?って自分で考えるのも好きだし、アドバイスをいただけるなら、素直に受け止めたいので。全部ひっくるめて楽しいですね」

 演じる楽しさも、アイドルである自分があってこそ。「いろいろな役どころを見せることで、自分にもメンバーにも還元できたらいいなっていう気持ちでやっています」と話す。

 そして、「芝居面で言うと、ずっとピュアでいたい」という。「いろんな人からアドバイスいただけたことは真正面から、足していって、出していきたいなというスタンスです」と語る。

 2月28日に25歳の誕生日を迎えた。抱負を聞くと「僕は100歳まで生きるつもりなので、その四分の一が終わったっていうこと。この四分の一はすごく濃い人生を送らせてもらったなと思います。特にこの1、2年は、この作品にも出演させていただいて、充実していました」と手応えを語り、「さまざまな経験をして学んだことをいろんなところで出していければいいなっていうのと、もっと芝居の質が上がればなって思います」と力を込めた。

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