あんぱん:第25回視聴率16.5%で番組最高更新 初の16.0%台、朝ドラでは7カ月ぶり

連続テレビ小説「あんぱん」の主演・今田美桜さん
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連続テレビ小説「あんぱん」の主演・今田美桜さん

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第25回が、5月2日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯16.5%、個人9.0%を記録をしたことが分かった。番組最高の数字で、世帯視聴率が16.0%台に乗るのは初めて。朝ドラとしては、前作「おむすび」の第5回(10月4日)以来、約7か月ぶり。

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 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、小松暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

 第25回では、東京高等芸術学校合格発表の日。嵩(北村匠海さん)は結果を見る勇気が出ず、ひとりベンチに座っていた。そこに寛(竹野内豊さん)が現れる。嵩の表情に、「絶望の隣は希望や」と励ます寛だったが、まだ結果を見ていなかった。寛は嵩の腕をつかみ、急いで掲示板に向かう。

 その頃、のぶ(今田さん)は嵩の合否が気になって薙刀(なぎなた)の稽古(けいこ)に身が入らずにいた。うさ子(志田彩良さん)に試合をして負けたのぶに、黒井(瀧内公美さん)は信念のない己に負けたのだと言い……と展開した。

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