あんぱん:ばいきんまん声優・中尾隆聖が登場 開始1分、最初視聴者半信半疑? テロップで確認「やっぱり」「そうだったのか」

連続テレビ小説「あんぱん」第36回に登場した中尾隆聖さん(右手前) (C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第36回に登場した中尾隆聖さん(右手前) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第36回が、5月19日に放送され、アニメ「それいけ!アンパンマン」のばいきんまん役などで知られる声優の中尾隆聖さんが登場した。

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 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

 第36回では、のぶ(今田さん)が母校の御免与尋常小学校の教師になって1年半。のぶは生徒たちに愛国の心を教え込んでいた。

 一方、嵩(北村匠海さん)は卒業制作に精を出すはずが、ため息ばかりの日々。見かねた健太郎(高橋文哉さん)は、のぶのことを忘れるようあえてきつい言葉をぶつける。そんな中、のぶのもとにいくつもの縁談が持ち込まれる。まだ子供たちに教えたいと、結婚を考えられないのぶだが……と展開した。

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 中尾さんは、御免与尋常小学校の校長・古山時三役で、「朝田先生の受け持ちの児童らは、実に迷うことなくすくすくと愛国の心が育っちゅうと聞きました。つまり朝田先生の指導に迷いがないということです。まさに愛国のかがみ!」とのぶをほめる場面も。

 一方で「本当なら君も、そろそろ嫁に行き、お国のために元気な男子をなしたいやろにの~」と切り出し、「君も今年二十歳や。結婚して強い子をなすのも、銃後の女性として立派なご奉公である。そんときは遠慮のう、相談してくれたまえ。きょうはそれだけ伝えちょきとうてね」と結婚と出産を勧めた。

 中尾さんが登場したのがドラマの開始から約1分のところで、SNSでは「ばいきんまん?」「ん? フリーザ様?」「中尾隆聖? ばいきんまん校長?」と最初は視聴者も半信半疑。その後、オープニングのタイトルバックで「古山時三 中尾隆聖」とのテロップが出ると、「やっぱり中尾さんだ」「あらホントに中尾隆聖さんだったわ」「中尾隆聖さんの声が聞こえたと思ったら校長がそうだったのか」「校長先生、中尾隆聖さんじゃん」「おおっ、中尾隆聖氏、登場!」「ばいきんまんやん!」「ばいきんまん登場」と盛り上がった。

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