鳴海唯:「あんぱん」出演 オーディションシートに「アンパンマンのような人になりたい」 CP「これは運命だ!」と

連続テレビ小説「あんぱん」に出演が決まった鳴海唯さん
1 / 1
連続テレビ小説「あんぱん」に出演が決まった鳴海唯さん

 俳優の鳴海唯さんが、今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)に出演することが5月19日、明らかになった。高知新報にのぶ(今田さん)と共に戦後初の女性記者として入社する小田琴子を演じる。鳴海さんは2019年度前期の「なつぞら」以来、6年ぶり2回目の朝ドラ出演。

あなたにオススメ

 鳴海さん扮(ふん)する小田琴子は、高知新報にのぶと共に戦後初の女性記者として入社。普段はおしとやかだが、酒が入るとじょう舌になる……というキャラクターだ。

 鳴海さんは「『私はアンパンマンのような人になりたいです』オーディションシートの自由欄にそう書いた日から作品とのご縁が始まっていたように思います」と振り返る。

 「私が演じる小田琴子という女性は、のぶさんとともに戦後初の女性記者として高知新報で働くことになります。一見おしとやかな女性に見えますが実は二面性のある、とてもユニークな女性で、彼女の一挙手一投足を見逃さずに演じたいという思いで現場に臨んでいます。終戦を迎えた高知新報の自由と活気にあふれる日々をお届けできるよう精いっぱい頑張ります! 皆様に琴子としてお会いできるのが待ち遠しいです!」と語った。

 制作統括の倉崎憲チーフプロデューサーは「鳴海唯さんには、ヒロインオーディションのシートに『私はアンパンマンのような人になりたいです』と書かれていて、まだ『あんぱん』の企画発表前だったので、これは運命だ!と驚いたのが最初の出会いでした。最終オーディションでも、『人生を変えたいです』と涙ながらに語ってくれたことがずっと心のなかに残っていて。どこかでご一緒したいと思い、のぶと同期入社の琴子役を託しました」と起用理由を明かしている。

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

テレビ 最新記事