薬屋のひとりごと
第1話 猫猫
3月2日(月)放送分
こうの史代さんのマンガが原作の劇場版アニメ「この世界の片隅に」(片渕須直監督、2016年公開)が、終戦80年を迎える今年、8月1日から期間限定で再上映されることが分かった。再上映を受け、片渕監督による描き下ろしキービジュアルが公開された。昭和20年8月、主人公のすずが運命の瞬間を迎える、物語の中でも特別な一場面を描いたビジュアルとなっている。
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「この世界の片隅に」は、マンガ誌「漫画アクション」(双葉社)で連載され、2009年に「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞したこうのさんのマンガ。戦時中、広島市から呉市へ嫁いだ18歳のすずの生活が、戦争の激化で崩れていく様子が描かれた。劇場版アニメが2016年11月に公開され、単館系の作品だったが、観客動員数が210万人、興行収入が27億円を突破し、累計484館で上映されるなど異例のヒットを記録した。
今年は、もしすずがこの世界のどこかで今も暮らしていたとしたら、ちょうど100歳を迎える年でもある。すず役の声優を務めたのんさんは「すずさんは、絵を描きます。おいしいご飯を食べます。家の仕事をしたり、家族で出かけたり、デートしたりします。日々を過ごしていく中で、現代の日本との違いが浮かび上がってくる。そして、見ていくうちになんでもない日常の幸せに心が溶けていくような心地になりました。毎日が愛おしくなります。この作品をまだ見たことのない方も見たことのある方もぜひ、劇場のスクリーンで見てみてください」とコメントを寄せている。
こうのさんは「描いた時は、細くとも永く親しんでもらえるといいな、と思っていました。映画に関わる皆様が強く育て、高く羽ばたかせてくれました。今はただ頼もしく、誇らしく見守るばかりです。感謝でいっぱいです!」と語っている。
片渕監督は「戦時中という時代の中に生きた人々を理解したくてこの作品を作りました。あの日々から80年。そこから地続きに連なる世界に私たちも生きています。すずさんも100歳になって、どこかで暮らし続けているのかもしれません。この映画が最初に公開されてから9年。世界は戦争から逃れられないでいます。すずさんがそこで暮らしていたささやかな世界の片隅を、そのかけがえなさの意味を、もう一度感じてみたいと思います」と話している。
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