オモウマい店:120円チャーハン、3年で10万食超作った青森・ラーメン店 無給の調理担当者「おもてなし」

6月17日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「チャーハン」(120円)=中京テレビ提供
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6月17日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「チャーハン」(120円)=中京テレビ提供

 想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー  オモウマい店」(中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時)。6月17日の放送は、年中無休で1人前120円のチャーハンを無給で作り続ける青森のラーメン屋など3軒を紹介する。

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 ◇青森・ラーメン店

 青森市で見つけたオモウマいラーメン屋。背脂と、チャーシューを煮たしょうゆダレをベースとした「純ラーメン」(680円)や、自家製みそダレと豚骨スープを使った「コク味噌ラーメン」(680円)などが人気。ラーメン類は煮干し、昆布、シイタケの惣菜が食べ放題で、コーヒーも付く。

 オリジナルブレンド米「青天の霹靂(へきれき)&はれわたり」を使った120円の「チャーハン」は、約230グラムで1人前相当。調理担当は女性店主の男性パートナーで、3年で10万食以上作った。値段が値段だけに原価割れしているが、男性は「おもてなし」と意に介しない。しかも、調理している時間は無給だというが、その分「自分が気持ちよくチャーハンを作れる」と、鍋を振っている。

 ◇茨城・寿司屋

 茨城県ひたちなか市にある創業48年目の寿司屋さん。「マグロ」(2貫)、「たこ」(2貫)、「えんがわ」(1貫)、「えび」(2貫)」、「つぶ貝」(1貫)など全品100円。その安さから、高校生が訪れることも。

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 店主のこだわりは強く、仕入れや仕込み、魚の保存の仕方まで職人技が光る。仕込みから閉店まで1人でやるほか、高齢ながら今年も2、3日しか休んでいないという。寿司1皿100円を「回転寿司がない時代からやっていた」と自負する店主は、店のあるものが「スイッチを入れると回転しちゃう」と語る

 ◇茨城・居酒屋

 茨城県那珂市で見つけたのは、年齢が「もうじき3桁」と自分で語る女性店主が、娘さんと切り盛りしている居酒屋。「豚唐」や「ぶり大根」、「チャーハン」「オムライス」「目玉焼き丼」など計70種、全品100円だ。昼は総菜屋としてオープンしており、近隣住民にとってもありがたい場所となっている。

 いつも笑顔で客を迎え入れる店主親子。創業から12年間、値上げせず、気前の良さが客に喜ばれている。

 番組MCは、タレントのヒロミさん、進行はお笑いトリオ「バイきんぐ」の小峠英二さん。ゲストに女優の上戸彩さんが出演する。

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